Das Otterhaus 【カワウソ舎】

生きることは、見ること。写真作家・佐藤淳一が動物園水族館と生息地を訪ねます。カワウソがいてもいなくてもひたすら訪ねます。

フランクフルト動物園2・ほかにもいろいろ

[ Zoo Frankfurt has a lot of fascinating animals. Let's take a look at some of their interesting exhibits. ]

141019_01
美人さんビクーニャだ〜!
フランクフルト動物園のつづきです。


141019_02
Black howler (Alouatta caraya)
入口からすぐの展示は、クロホエザル。


141019_03
クロホエザルって言っても、黒いのはオスの成獣だけなんだそうです。そういうの困ると思う。


141019_04
Spectacled bear (Tremarctos ornatus)
ホエザルエリアの地表にはメガネグマが。お子が2頭!わーわーしています。


141019_05
そっちに行くもんね〜


141019_06
うぎゃ〜股裂きになったもんね〜!


141019_07
残念ながら2頭で楽しそうにわきゃわきゃしている肝心な場面が撮れてません。すいません絶対的に時間が足りなかった。


141019_08
そして、フランクフルト動物園といえば・・・


141019_09
ボルゴリヴァルト! 巨大な類人猿展示場です。

ボルゴリってのは、bo:ボノボ、or:オランウータン、gori:ゴリラ、ってことですね。ヴァルトはそのまま、森のこと。


141019_10
White-cheeked crested gibbon (Nomascus leucogenys)
ここではゴリラやオランやボノボは誰でも撮るんでしょうから、わたしはいちばん地味なホオジロテナガザルを撮ることにしました。


141019_11
リズミカルなテナガザルの動きです。


141019_12
ほおー、ほんとに頬が白いのね。


つぎ。隣のサル舎へ。

141019_13
Variegated spider monkey (Ateles belzebuth hybridus)
説明板には上のように表示されているんだけど、Ateles belzebuthだったらケナガクモザル(Long-haired Spider Monkey)、Ateles hybridusだったらBrown spider monkeyになります。どっちなんだ? ところでBrown spider monkeyをブラウンクモザルと訳すと、Black-headed Spider Monkey (Ateles fusciceps)のことになってしまうらしい。わけわからん。クモザルの分類は素人には超むずかしい。


141019_14
ところでこれを見て。クモザルたちが壁の穴に吸い込まれていきます。


141019_16
同じ穴を室内から見たところ。


141019_15
説明がありました。しっかりしたホーロー製の説明板に誇らしげに書かれています。曰く、

「夏と冬は、サルたちはプラスチック製のフラップによる装置(ニューフランクフルトシステム)を使って、外と中を行き来します。なので外の放飼場も見てね」

なーるほど。前回のコツメの展示と同じポリシー「外にいるか中にいるかは、動物の自由に任せる」が貫かれています。しっかりした室内展示場が作られているから、こういうことが主張できるわけだ。


141019_17
ま、このサル舎の室内展示場はちょっと古い感じだったけど。


141019_18
キリンさんこんにちは。


141019_19
ロープじゃまです。


141019_20
キリン室内展示場。壁や天井もキリン色で、おまけに床はアミメ模様w


141019_21
Klipspringer (Oreotragus oreotragus)
クリップスプリンガー!


141019_22
クリップスプリンガーのオスちゃん。ツノがかわゆい。というか全体的にラブリー。シカの形をしたハイラックスって感じ(意味不明)。


141019_23
Mhorr gazelle (Gazella dama mhorr)
モロッコダマガゼル。


141019_24
で、ボンゴです。ツノがかゆい。


以上、駆け足フランクフルト動物園でした。入口の動物学協会(ZGF)の建物がえらく立派でビビりましたが、裏口(?)の方は庶民的で安心です。それとタテガミオオカミいたんだけど、出てきたんだけどちゃんと撮れてないのが心残りであります。


次回は油壺のつづき、ヤングコツメの新居拝見!のまき。
お楽しみに。



  • Posted by jsato
  • TB(0)
  • 15:43 | Edit

お食事コツメと素晴らしきプライメート展示@シンガポール動物園

[ One more continuing report of Singapore Zoo. Small-clawed otter's open feeding time was so lively as usual. And until zoo's closing time I walked around Primate Kingdom. There we can see a lot of kinds of monkey without any cages. ]

131212_01
シンガポール動物園、まだつづきます。まずはコツメさんたちのお食事タイム。


131212_02
おさかな、ほしい?


131212_03
いえ〜い!ほしいほしい!


131212_04
いただきっ!


131212_05
うまっ♡


131212_06
出遅れちゃったよ〜


131212_07
ちょっとまったー!!!


131212_08
ざばー


131212_09
↑ちょうだいっ!


131212_10
もらったあ!


131212_11
何でまた飛び込むかなあw おちつきのないやつだ。


131212_12
おちついて食べましょう。


131212_13
裏のコツメハウスでもお食事タイム。


131212_14
ギャー! ぼくのお腹ふまないでー!


いずこも同じ、コツメの食事。



131212_15
シンガポールですから、野鳥も派手ですね。これはコウハシショウビンっていうらしい。


131212_16
この日のスコールはかなり激しくて、約2時間、レストハウスで足止めを食らいました。


131212_17
というわけで、雨上がりのしっとり白トラ。


131212_18
いつもしっとりコビトカバ。


131212_19
セスジキノボリカンガルー、かな。セスジがあるのは確認しました。


131212_20
毛づやがいいです。


131212_21
キャー!ドゥクラングール!

というわけで、閉園まぎわまでねばったのが、ここPrimate Kingdom、霊長類王国なるエリアです。


131212_22
パタスモンキーですね。


131212_23
シンガポール動物園全体がそうなのですが、金網が皆無で、それはサル類の展示にも例外はありません。つまり、サル類に関しては日本の動物園では撮れない写真が撮れます。


131212_24
フサオマキザル(Brown Capuchin)。目つきが悪いです。


131212_25
地味なクロザル(Celebes Crested Macaque)ですが、やはり国内で見るのと全くイメージが違います。


131212_26
子連れのクロホエザル(Black Howler)。他にも子連れのおサルさんがあちこちにいました。


131212_27
しかし今さらながらドゥクラングール、やっぱりおしゃれでかっこいい。


  • Posted by jsato
  • TB(0)
  • 21:11 | Edit

おやすみ前にこの一冊・・・
160px_kawauso_book
東京書籍刊『カワウソ』をお買い上げくださいましてありがとうございます。おかげさまで何と4刷!

「カワウソなび」の最新情報はこちらをどうぞ↓


Where captive otters live in Japan.

 Otter holding facilities in Japan

動物園・水族館・生息地

[動物園・水族館・生息地ごとの記事アーカイブ。カワウソ中心ですが、たまにほかの動物も出ます]

月別アーカイブ
カテゴリ別アーカイブ
記事検索
タグ絞り込み検索
Junichi SATO

self portrait

[佐藤淳一]1963年生まれ。土木構造物と動物という、かけ離れた領域を行き来するあまり類を見ない写真作家。上の写真はベルリン地下鉄の駅の壁に貼ってあった「ハンケンスビュッテルかわうそセンター」のポスターを撮ったもの(2005年)。意図せず自分も写り込んでしまったので、公式セルフポートレートに認定。光学的にカワウソと一体化しています。

 Biography + Bibliography
(展覧会と各種掲載リスト)


 Floodgates

 Twitter : otterhaus
 Facebook : otterhaus
 Tumblr : otterhaus
 Tumblr : otterhausanbau
 Flickr : Otterhaus

 メールはこちら

* 依然として記事の内容に無関係なスパム的書き込みが多いため、各記事に対する新規コメントは現在、受け付けておりません。ご連絡は上のメールフォームから、公開ツッコミなどはFacebook、Twitterをご利用いただければ幸いです。


キュイキュイ書房
カワウソ本とカワウソグッズの密林セレクトショップ♪

かわうそ店長、とってもハマります。すでに9巻まで出てるよ。

かわうその自転車屋さん 1 (芳文社コミックス)
かわうその自転車屋さん 1 (芳文社コミックス) [コミック]

こやまけいこ
芳文社
2014-10-16


酒ケーキもいいんだけど、せんべいの方がもっといいよ獺祭。

旭酒造 獺祭 煎餅 だっさい せんべい 山田錦の砕米で作りました 30枚入り
旭酒造 獺祭 煎餅 だっさい せんべい 山田錦の砕米で作りました 30枚入り [その他]
旭酒造


世界13種のカワウソが網羅されているすばらしい入門書が出ました。写真もいっぱい!

Otters of the World
Otters of the World


ハンザのぬいぐるみが各種、買えるようになってますよ。
カワウソ No.3320
カワウソ No.3320 [おもちゃ&ホビー]


フィギュアはシュライヒが造りがいいですね(なぜか最近すごい値段になってる!)。
Schleich シュライヒ カワウソ
Schleich シュライヒ カワウソ


かわうそ3きょうだい そらをゆく (にじいろえほん)
かわうそ3きょうだい そらをゆく (にじいろえほん)


かわうそ3きょうだいのふゆのあさ (えほんひろば)
かわうそ3きょうだいのふゆのあさ (えほんひろば)


かわうそ3きょうだい (えほんひろば)
かわうそ3きょうだい (えほんひろば)


空がレースにみえるとき (ほるぷ海外秀作絵本)
空がレースにみえるとき (ほるぷ海外秀作絵本)


ぼく、およげないの
ぼく、およげないの


ニホンカワウソ―絶滅に学ぶ保全生物学
ニホンカワウソ―絶滅に学ぶ保全生物学


Otter (Animal)
Otter (Animal)


Otters: Ecology, Behaviour And Conservation (Oxford Biology)
Otters: Ecology, Behaviour And Conservation (Oxford Biology)


カワウソと暮らす (富山房百科文庫 (34))
カワウソと暮らす (富山房百科文庫 (34))


The Ring of Bright Water Trilogy: Ring of Bright Water, The Rocks Remain, Raven Seek Thy Brother
The Ring of Bright Water Trilogy: Ring of Bright Water, The Rocks Remain, Raven Seek Thy Brother


椋鳩十全集〈20〉カワウソの海
椋鳩十全集〈20〉カワウソの海


ガンバとカワウソの冒険 (岩波少年文庫)
ガンバとカワウソの冒険 (岩波少年文庫)


河合雅雄の動物記〈2〉カワウソ流氷の旅
河合雅雄の動物記〈2〉カワウソ流氷の旅

・・・
わたしの本も、ついでにいかがでしょう?


カワウソ

おそらく日本初の、カワウソだけ写真集


ドボク・サミット
ドボク・サミット

みんなで作ったドボク本



恋する水門―FLOODGATES

一家に一冊!世界初の水門写真集


  • ライブドアブログ
Das Otterhaus 【カワウソ舎】