Das Otterhaus 【カワウソ舎】

生きることは、見ること。写真作家・佐藤淳一が動物園水族館と生息地を訪ねます。カワウソがいてもいなくてもひたすら訪ねます。

福岡市動植物園 2407+2311

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福岡市動植物園のコツメカワウソ。2024年の7月の撮影です


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言うまでもありませんが、むちゃくちゃ暑いです。写真にすると暑いというよりは爽やか青空に見えてしまいますが、この日も37℃だか38℃だか、そんなむちゃくちゃな気温に向けてひたすら加熱中


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↑暑いのでもう引っ込みま〜す↓



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あち〜

年少オスグループ(風、くろた、かんた)がのびてました

この時期、冷房の効いたカワウソ展示の前は福岡市動植物園中でも屈指の涼みポイントなのですが、それはお客さんエリアの話であってカワウソ側は外なので容赦なく暑いです


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きみたちさー、水に入らないでそんなひなたにいたらそりゃ暑いでしょ


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こっちは寝室の年長オスグループ。ふく太父ちゃんは目でわかります



ところで福岡市動植物園の現在のコツメの飼育数は7頭だそうです

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リラ+ふく太の創始ペアに加えて2013年、2014年、2015年、2016年生まれの子たちが暮らしているわけですね


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現在出ているグループが一発でわかるこの表示はうれしいです。担当さんは手間だと思いますが、ぜひ続けてください。ありがとうございます



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げんた。鼻の下のピンク部分がわかりやすい


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お!年少オスグループが水に入りはじめましたよ


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行け〜

今日はお客さんもまばらなのにガンガン行きますね!


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戻れ〜


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そりゃ!


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あ、静止画像って


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飛沫とか入れないと全然動いてる感じしないですね


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ぷは〜


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ぷは〜


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んでまたそこ行くんかい!


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最近生まれた子たちと思ってたけど、もうみんな10歳近いんですよね


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水中工作中


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トップの写真の別テイク。くろたと風?


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ガチャフィーダーで遊びます。これはくろた?


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ごそごそ


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何か取れたのかな?


・・・


で、このままだとメスグループの写真がないので、次の2枚だけ昨年2023年11月の撮影から出しておきます。なんかズルい感じがするけどまあいいか

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まお


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リラ


・・・


やめた方がいいかなとは思ったけど、園内軽く一回りしてみます

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この気温でも大丈夫そう?なのはアラビアオリックス


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ペンギンエリアは見た目が涼しそうなのでお客さんが集まっています。でもペンギンプール、実際にはお湯なんじゃないでしょうか


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お昼時なのにレストランも閑散


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暑い夏はまだつづくのであった。無理しないでがんばりましょう!


おたる水族館 2310

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おたる水族館のコツメカワウソ、カオル!
昨年(2023年)10月の撮影です。データ寝かせてまして申し訳ないです


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何か見つめています。このドンゴロス製ハンモックを吊ってる青いカラビナ、わたしのカメラバッグにも付いてるので、何だか他人ごととは思えないんだけど


さて、前回の記事↓はいつだったかのな、と思ったらまあ何と2012年。干支がひとまわりというか、当時生まれた方がもし人間だったらもう中学生、ってぐらい前だった




Das Otterhaus 【カワウソ舎】 | おたるカワウソ・ペンギンも♪


当時から展示が暗くて苦労してましたっけね〜。粘りの撮影とど根性の現像処理で何とか見えるように仕立てて乗り切った覚えが・・・


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当時よりもっと暗くなったような気がするけど、もちろん単なる気のせいでしょう。というか機材が最新の高感度ミラーレスだと、今では普通に撮れる暗さだと思うので安心してください。12年分のデジタルの進化は半端ないです。ところがわたしの機材は12年前とほとんど変わってないので、やっぱり暗いのでしたすいません


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さて、それでどうするかな


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上がるか?


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お、ブリッジ行きますね!

ブリッジ中央部の通過中は真っ暗なので撮れません(いや、もし最新の撮影機材だったらごにょごにょ・・・)


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下ります


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対岸サテライトに着地


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ま、ここでポーズはキメるでしょ

で、このあと地下水路トンネルを抜けて元の展示場所に戻るのですが、トンネルのアクリルも12年以上分の年季が入ってて切ない感じだったので写真は省略しますね


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というわけでカワウソ展示は以前とほぼ一緒でありました。内部の木組みやなんかはチューニングされているようです


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最近のカワウソ展示では、どこもこのようにカワウソの詳しい情報を出していただいて、本当にありがたく思っております


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そういえば今まで真冬とか、春でも雨天(記事にはしてません)とかにしか来たことなくて。実はこんなに天国だったのかよ〜おたる水族館! 今日は公式コピー「国定公園の大自然に囲まれた水族館」ってのがしみじみと実感されるほどの絶好なお天気です

ところでこの写真右側の食堂、ニュー三幸さんですが、水族館内にあるこのお店は実に水族館の食堂、という雰囲気ですが、今回、小樽市内のお店(ニュー三幸小樽本店)に行ってみたのですよ。そしたらすんごいいい感じの昔ながらのビアホール風レストランで驚きました。小樽〜札幌に住んでいる方はみなさんご存知なんでしょうけど。また行ってみたいです(おお、2021年には新千歳空港にも出店してるんですね!)


では、このへんで下の海獣公園にまわってみましょう


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寄ってらっしゃ〜い


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ジェンツーの新プールできてました


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その名も「しゃっけー!プール」。東北地方より北の出身者は一発で意味分かりますね。もちろんこの写真のように借景の意味もあります


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トドが泳ぐよ〜


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世界のペンギン18種実物大パネル(カラス付き)


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何か人生における教訓みたいなことが書いてあるのかな、と思ったらペンギン界の事情が淡々と書いてあるだけだった。いや、それでいいんです


2023年の撮影がしばらく続きますよ



札幌市円山動物園 2310

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札幌円山動物園のコツメカワウソ、イヨカン!
昨年(2023年)10月の撮影です。またまた写真を寝かせてましてすいません


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起きました。お尻のハゲが特徴なのでイヨカンでしょう


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指しゃぶりショットしか撮れてないような気がする


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お、見たことある人が写ってるぞ
それにしても2頭とももうこんな歳か。そりゃこっちだって歳取るわけだ


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最近のカワウソ展示では、どこもこのように問題を告知する情報を出していただいて、本当にありがたく思っております


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サンは寝っぱなし。こんなとこで寝なくてもいいだろうと思うような場所で、こんな姿勢で寝なくていいだろうという姿勢で寝てます


・・・


さて、円山はかなり久しぶりなのですが、前回の記事↓は2015年でした

Das Otterhaus 【カワウソ舎】 | 円山どうぶつ・オオカミ、それと熱帯動物館のこと

この時はかつての屋内展示場だった「熱帯動物館」がいよいよ最後だろうと思ってたわけです。ところが翌2016年に行ったとき(記事は上げてません)もまだ健在でした。新しいキリン館はすでにオープンしてましたが肝心のキリン(当時はマサイキリン)の移動が終わってなかった、という記憶があります。いろいろ大変だった、というか慎重を期したのでしょう

何でblogに上げてなかったのかと思ったら、スーパーカワウソレンズ(超望遠ズーム)を帯広のゾウ舎に降りる階段で落っことしてレンズが真っ二つ!になり、円山は広角だけで撮ってたからだった。うーん情けない記憶が蘇ってしまった


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で、あっという間にあれから7年経って立派なホッキョクグマ館ができていました


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リラが出てます。この時期はミドリグマです


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何で今までリラを撮ってないのかな?と思ってデータをひっくり返していたのですが、2015年は出産直後(リラは2014年12月生まれ)でホッキョクグマ舎には接近すらできなかった、ということなわけですが、よ〜く探したら2016年に撮ってるじゃない! 単にわたしが写真データに個体名タグを打つのをサボってたということがわかって何やってんだ自分


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すでに皆様ご存知の通り、ホッキョクグマ館は立体構造になっておりまして、


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リラ↑

水際のリラを下の階の水中トンネル内から見上げるとこうなります
え、分かりにくいですか?


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で、同じ視界にアザラシも入ってくるようになってます。もちろんホッキョクグマとアザラシが物理的に直接コンタクトできないようになってます

ん?この構造、前にもどっかで見ましたよ

Das Otterhaus 【カワウソ舎】 | 円山カワウソ・はじめまして熱帯雨林♪

古い記事↑で恐縮ですが、2012年にコツメカワウソ展示が新設された時に、カワウソがアロワナと視覚的に混合展示になってました。水中で同じ視野に入るけど、物理的にはコンタクトできない異種混合展示ってことです。もう今はやめちゃってるようなんですが、それが大規模になってホッキョクグマ館で見られるようになった、と言えるのかも


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なかなかお金かかってます!


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上の階に戻って反対側を見ると、古いホッキョクグマ舎がまだ使われているのが見えます


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ララ母さん!
檻越しの写真はこの頃はblogに上げにくいので、今回はこれだけで失礼

・・・


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さて、2016年当時いろいろ苦労されてたキリン館の方も、さすがにもうすっかり馴染んでるみたいだったので、内部の写真は省略(キリンも外に出てたしね)


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さあ、ここで新しいゾウ舎を見ましょう♪


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こちらもたいそう立派な室内展示場ができてました


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そういう風に撮ってないのでのんびり〜な感じに見えますが、実はこの時期、子ゾウを見るために札幌市民の皆さんが大挙お集まりで、来場者エリア側は滞在時間制限ありの千客万来空間でした


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でもこれはもう、


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本当にこの時期しか見られませんから、


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頑張って見るしかないです!


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まだこれを食べ物とは認識してないでしょうね。元気にバリバリ踏み越えている姿がたまらん!


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というわけで、久しぶりの円山でした
しばらく2023年の記事を続けますね


おやすみ前にこの一冊・・・
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東京書籍刊『カワウソ』をお買い上げくださいましてありがとうございます。おかげさまで何と4刷!

「カワウソなび」の最新情報はこちらをどうぞ↓


Where captive otters live in Japan.

 Otter holding facilities in Japan

動物園・水族館・生息地

[動物園・水族館・生息地ごとの記事アーカイブ。カワウソ中心ですが、たまにほかの動物も出ます]

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Junichi SATO

self portrait

[佐藤淳一]1963年生まれ。土木構造物と動物という、かけ離れた領域を行き来するあまり類を見ない写真作家。上の写真はベルリン地下鉄の駅の壁に貼ってあった「ハンケンスビュッテルかわうそセンター」のポスターを撮ったもの(2005年)。意図せず自分も写り込んでしまったので、公式セルフポートレートに認定。光学的にカワウソと一体化しています。

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キュイキュイ書房
カワウソ本とカワウソグッズの密林セレクトショップ♪

かわうそ店長、とってもハマります。すでに9巻まで出てるよ。

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酒ケーキもいいんだけど、せんべいの方がもっといいよ獺祭。

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旭酒造 獺祭 煎餅 だっさい せんべい 山田錦の砕米で作りました 30枚入り [その他]
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世界13種のカワウソが網羅されているすばらしい入門書が出ました。写真もいっぱい!

Otters of the World
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ハンザのぬいぐるみが各種、買えるようになってますよ。
カワウソ No.3320
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フィギュアはシュライヒが造りがいいですね(なぜか最近すごい値段になってる!)。
Schleich シュライヒ カワウソ
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かわうそ3きょうだい そらをゆく (にじいろえほん)
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かわうそ3きょうだいのふゆのあさ (えほんひろば)
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空がレースにみえるとき (ほるぷ海外秀作絵本)
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ぼく、およげないの
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ニホンカワウソ―絶滅に学ぶ保全生物学
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Otter (Animal)
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Otters: Ecology, Behaviour And Conservation (Oxford Biology)
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カワウソと暮らす (富山房百科文庫 (34))
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The Ring of Bright Water Trilogy: Ring of Bright Water, The Rocks Remain, Raven Seek Thy Brother
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椋鳩十全集〈20〉カワウソの海
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ガンバとカワウソの冒険 (岩波少年文庫)
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河合雅雄の動物記〈2〉カワウソ流氷の旅
河合雅雄の動物記〈2〉カワウソ流氷の旅

・・・
わたしの本も、ついでにいかがでしょう?


カワウソ

おそらく日本初の、カワウソだけ写真集


ドボク・サミット
ドボク・サミット

みんなで作ったドボク本



恋する水門―FLOODGATES

一家に一冊!世界初の水門写真集


Das Otterhaus 【カワウソ舎】