
わあ、これは2010年の8月15日に生まれた子たちですね!
もうちびうそじゃなくて、若ウソです。

♂だけ3兄弟です。父母はゲンキとモモで、つまりナナちゃんの弟たちになります。

1頭、ちびっこいのがいますが、小さいくせに一番活発なのだそうです。その子がゲン、他の2頭はノンとピア。

サンピアザは都市型水族館なので、コツメ水槽も決して広くはありません。でもアクリルパイプ水槽があったりして、なかなか楽しそう。

ここに現在、さっきの3兄弟の前の年(2009年5月10日)に生まれたメイ、メメ、ダイの3頭を加えた合計8頭が暮らしています。ちょっと狭い感じです。
子どもたちの毛がみんなボロボロなのでキーパーさんにお尋ねしたところ、最近モモが子どもたちの毛を噛むようになってしまったのだそう。子だくさんのお母さんはストレスがたまってるのでしょうか。発散のためぶらぶらロープのような、何らかの遊具の設置を考えてらっしゃるそうなので、ぜひお願いしたいところです。
さて、サンピアザといったら「カワウソふれあいタイム」です。1日3回(11:00、14:00、17:00)、気軽にコツメと握手ができる人気イベント!

まだ人間の方が準備ができていないうちから、カワウソはすでにスタンバイ状態です。

「よっ!そこの少年!握手して行かないか!」
間違いなくカワウソの方が積極的。

「代わってよ〜」

「まだまだ、もうちょっとやらせて」

「もういいでしょ」

平日の17時の回だったので、お客さんはそんなに多くはありません。カワウソの方が握手し足りないのか、お客さんが途切れても握手パイプから離れようとしません。

「ぼくもしたい!」

「代わってえええええ」

「やったぁ!」

「そりゃっ!」

当たりが来ないと覗いてみたり。
コツメカワウソは狭いすき間があると必ず手を突っ込む習性(そうやってえさを探す)があり、この握手パイプはそれをうまく利用しているのですが、何度見ても面白いものです。

家族総出で握手に取り組みます。

「握手パイプ、いぇいっ!」

やっぱりコツメって面白いですよね。