Das Otterhaus 【カワウソ舎】

生きることは、見ること。写真作家・佐藤淳一が動物園水族館と生息地を訪ねます。カワウソがいてもいなくてもひたすら訪ねます。

福岡カワウソ、もう1回!

[ One more report of Fukuoka City Zoological Garden where I visited in September. Small-clawed otters swim and run through various scene of the exhibit. ]

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9月からだらだらとアップし続けててすいません。福岡市動物園のコツメカワウソ、あと1セット分の写真が残っておりました。


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すっかりおなじみ、リラちゃん。


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ふく太くんのお食事タイム。


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ごそごそ。


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ぱくっ


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うりゃっ


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食後は泳ぎます。


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つ〜っ


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ふく太は、「こそこそ感」が持ち味ですね。


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リラちゃんも泳ぎます。


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ぶくぶく


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角でターン


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さらに奥の方へ泳いで行きます。


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よっ


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はっ


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せいかく:だれにでも気がつよい。 ←たしかにw


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2頭で階段エリアまで来ました。


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シシオザルへちょっかいを出して、


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シシオエリアをパトロール。


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お子様の中だろうと、突っ切ります。



・・・という感じで、変化に富んだコツメ展示場はフルに活用されているのでした。もうすぐ4頭のこどもたちが展示になると思いますので、これからとんでもなくにぎやかになりますね!



ここらでちょっと外まわり。

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はな子さん、


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ばしゅっ!


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ユキさん、人間観察中。


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ロックはん。


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ちかちゃん?かなあ?


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ホンドタヌキ様は基本。


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ヤギ様もわりと重要。


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さいごにまたふく太。


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で、リラちゃんです。またね〜!


八木山のアフリカ2・キリンにサイに

[ Continuing report of African habitat area at Yagiyama Zoological Park. ]

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仙台市八木山動物公園のアフリカ園特集のつづきです。アミメキリンのユウキ。


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おや、めずらしくお部屋にいますね。


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んま〜!


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サクラちゃ〜ん!


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オレがまもってんだぜぇ!


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奥にいるのがサクラちゃんです!


ばさっ



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葉っぱ落っことしました。


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なによー


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6月に宇都宮動物園から移動してきたサクラちゃん、7月にはいってパドック馴らしをしようとしたところでパドックの扉をぶっ壊してしまい、そのまま室内で馴らし生活中なんだそうです(8月12日からパドック馴らしを再開したそうです)。


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なかよくやってね。



・・・




翌日、晴れ。
アフリカ園で「日本の夏」を感じました。

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向こうから歩いてくるのは・・・


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クロサイのアースだ。


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7月は雨が多かったので、放飼場は実にいい泥っぷりです。


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がっぽんがっぽん


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ぶしゃー     ありゃりゃ(Uターン)


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前回に引き続き、ここアフリカ園の景観設計の話に戻りますが、中央部の植栽の具合がいい感じに暗く落ちて、実際よりもかなり遠くにあるように見えます。特に南側の園路から見た時、実際にはフラットなのかもしれませんが、放飼場側がほんのちょっと見上げになるような角度をつけているようでもあり、みどりの奥行き効果と相まって、絶妙な景観を作り出しています。

それで、この設計をされたのは誰だろうとずっと思っていたのですが、どうも坂巻加夫さんという方らしい。ネット上ではこれしか情報が出てこないんだけど。

未来への想い:: 沼津港深海水族館

同じ年には、いしかわ動物園も設計されているんですよね。他にもいろいろメジャーな園館をやってらっしゃる。95年には上野のトラとゴリラのとこ、とか。

うん。わたしこの方の設計、好きだわ。



・・・



お、今日はユウキがパドックに出てますよ!

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昨日まで修理してた扉が直ったようです。まだサビ止め塗装だけど。


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やっほ〜


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さっきはベタ褒めしましたが、キリン舎とパドックの部分だけはちょっと狭くて残念なんですよね。というか、放飼場へのキリン通路が園路と平面クロスする形になっているところなど、おそらく設計者も不本意な何らかの制約でこうならざるを得なかった、的な匂いがします。言うまでもないですが体の大きいキリンですから、もう少しゆったりとさせてあげたい、という気がしてしまいます。ゾウが主役でキリンは脇役(ただしトップ脇役)、という時代が長かったですもんね。


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サクラちゃんは今日も室内ですw


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はやくいっしょに外で遊びたいね。



さて、去年はアフリカ園にいたはずのシロサイですが、アジアゾウのトシコさんが亡くなって空き家になっていた、正門側のゾウ放飼場に引っ越してました。

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シンシアさん。


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43さい。元気です。


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というわけで、おしまい。
美リャマのアンナちゃんに手を振って、今日は正門から出ることにします。

アフリカンサファリ・キリンとゾウの出勤タイム

[ Elephants and Giraffes climb to the hill where they work at. This rare scene repeats every morning at Kyushu African Lion Safari. Visitors can watch this heartwarming event only on weekends in the summer season. ]

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またまた3週間以上前の撮影ですいません。アフリカンサファリのスペシャル企画で、朝の8時半にキリンやゾウが出勤してくる場面を見られるものがあるのですが、それの今年の最後の回に間に合ったのでご覧ください。このプラン、冬季はやってません。見たい方はまた来年にどうぞ。


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ゾウさんたち、やる気満々です。


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しゅっぱ〜つ!


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サファリゾーンは山というか丘の上ですが、寝室は谷にあるわけです。したがって朝はこんな感じで、坂道を上って出勤してくることになるのだ。


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ちびゾウのウーシーくん、トップを取りそうないきおい。


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ありゃ。ちょっと遅れてしまいました。しっぽしか見えないw


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シロサイも出勤。


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ファロージカ(ダマジカ)も出てきます。


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キリン、しゅっぱ〜つ!


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ちびリン!


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寄り道しないように、サファリカーが後ろからプレッシャーかけます。


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おとなキリンがカーブにさしかかりました。


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ちびリン来ました。


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ナオトくんというそうです。


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とてとてナオトくん。


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ちゃんと側対歩だw


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到着〜♪


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フィギュアみたい。


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ゾウさんたちのごはん場へ。


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うろうろウーシーくん。


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たのしそう。


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またキリンへ。


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ナオトくんも、もうカゴから食べられます。


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風になびくツノ毛がたまりません!


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実はこういう位置関係。

このプランも普通の「ジャングルバス」というサファリバスで移動するので、勝手にあちこち撮ったり粘ったりはできません。この日(10月末の土曜)はもう秋も深まり、お客さんも少なかったので、バスの中ではあちこち動き回れました。夏場はこうはいかないでしょうね。でもこれ、実に面白い企画なのでまた参加したいなあ。

ところで「ジャングルバス」というのはエサやりができる金網で囲まれたバスなのですが、撮影のことは全く考慮されていません。なので金網が写らないように大変な苦労をするし、アングルもかなり制限されます。撮影用に作られたわけじゃないので、仕方ないことです。

いっそのこと、本物のアフリカにあるような撮影用のサファリカーを作って、撮影のためだけのプランをやってみるってのはどうでしょう。値段は・・・今の10倍ぐらいだったら出しますw

自家用車で入ってもガラスごしの撮影だし、長時間停車はできないので、結局サファリパークで納得のいく写真って、基本的には撮れないわけですよね。だったら逆に、撮影したい人向けに徹底的に特化した「フォトサファリプラン」みたいなサービスをやっちゃうっていうのはどうなんだろう、と考えるわけです。すでにやってるところ、あるのかな。どうしても料金が高くなってしまうことと、お客の要求(絶対にエスカレートするはずw)に対して制限をかけるのが難しいことなどを考えると、実現は難しそうだけど、今後、需要がありそうな気もする。


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ブラックバックの群れ。ハーレムっすね。


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またね〜!






【追記 2012.11.25】
Twitterで、秋吉台自然公園サファリランドに「写真専用カー」という、そのものズバリなサービスがすでに存在することを教えていただきました。おおお〜、これはぜひ乗ってみたい!

写真専用カー/秋吉台自然動物公園 サファリランド


おやすみ前にこの一冊・・・
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東京書籍刊『カワウソ』をお買い上げくださいましてありがとうございます。おかげさまで何と4刷!

「カワウソなび」の最新情報はこちらをどうぞ↓


Where captive otters live in Japan.

 Otter holding facilities in Japan

動物園・水族館・生息地

[動物園・水族館・生息地ごとの記事アーカイブ。カワウソ中心ですが、たまにほかの動物も出ます]

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Junichi SATO

self portrait

[佐藤淳一]1963年生まれ。土木構造物と動物という、かけ離れた領域を行き来するあまり類を見ない写真作家。上の写真はベルリン地下鉄の駅の壁に貼ってあった「ハンケンスビュッテルかわうそセンター」のポスターを撮ったもの(2005年)。意図せず自分も写り込んでしまったので、公式セルフポートレートに認定。光学的にカワウソと一体化しています。

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キュイキュイ書房
カワウソ本とカワウソグッズの密林セレクトショップ♪

かわうそ店長、とってもハマります。すでに9巻まで出てるよ。

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酒ケーキもいいんだけど、せんべいの方がもっといいよ獺祭。

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旭酒造


世界13種のカワウソが網羅されているすばらしい入門書が出ました。写真もいっぱい!

Otters of the World
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ハンザのぬいぐるみが各種、買えるようになってますよ。
カワウソ No.3320
カワウソ No.3320 [おもちゃ&ホビー]


フィギュアはシュライヒが造りがいいですね(なぜか最近すごい値段になってる!)。
Schleich シュライヒ カワウソ
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かわうそ3きょうだい そらをゆく (にじいろえほん)
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かわうそ3きょうだいのふゆのあさ (えほんひろば)
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かわうそ3きょうだい (えほんひろば)
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空がレースにみえるとき (ほるぷ海外秀作絵本)
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ぼく、およげないの
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ニホンカワウソ―絶滅に学ぶ保全生物学
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Otter (Animal)
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Otters: Ecology, Behaviour And Conservation (Oxford Biology)
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カワウソと暮らす (富山房百科文庫 (34))
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The Ring of Bright Water Trilogy: Ring of Bright Water, The Rocks Remain, Raven Seek Thy Brother
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椋鳩十全集〈20〉カワウソの海
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ガンバとカワウソの冒険 (岩波少年文庫)
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河合雅雄の動物記〈2〉カワウソ流氷の旅
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・・・
わたしの本も、ついでにいかがでしょう?


カワウソ

おそらく日本初の、カワウソだけ写真集


ドボク・サミット
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みんなで作ったドボク本



恋する水門―FLOODGATES

一家に一冊!世界初の水門写真集


Das Otterhaus 【カワウソ舎】