Das Otterhaus 【カワウソ舎】

生きることは、見ること。写真作家・佐藤淳一が動物園水族館と生息地を訪ねます。カワウソがいてもいなくてもひたすら訪ねます。

お食事コツメと素晴らしきプライメート展示@シンガポール動物園

[ One more continuing report of Singapore Zoo. Small-clawed otter's open feeding time was so lively as usual. And until zoo's closing time I walked around Primate Kingdom. There we can see a lot of kinds of monkey without any cages. ]

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シンガポール動物園、まだつづきます。まずはコツメさんたちのお食事タイム。


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おさかな、ほしい?


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いえ〜い!ほしいほしい!


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いただきっ!


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うまっ♡


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出遅れちゃったよ〜


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ちょっとまったー!!!


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ざばー


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↑ちょうだいっ!


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もらったあ!


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何でまた飛び込むかなあw おちつきのないやつだ。


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おちついて食べましょう。


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裏のコツメハウスでもお食事タイム。


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ギャー! ぼくのお腹ふまないでー!


いずこも同じ、コツメの食事。



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シンガポールですから、野鳥も派手ですね。これはコウハシショウビンっていうらしい。


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この日のスコールはかなり激しくて、約2時間、レストハウスで足止めを食らいました。


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というわけで、雨上がりのしっとり白トラ。


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いつもしっとりコビトカバ。


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セスジキノボリカンガルー、かな。セスジがあるのは確認しました。


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毛づやがいいです。


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キャー!ドゥクラングール!

というわけで、閉園まぎわまでねばったのが、ここPrimate Kingdom、霊長類王国なるエリアです。


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パタスモンキーですね。


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シンガポール動物園全体がそうなのですが、金網が皆無で、それはサル類の展示にも例外はありません。つまり、サル類に関しては日本の動物園では撮れない写真が撮れます。


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フサオマキザル(Brown Capuchin)。目つきが悪いです。


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地味なクロザル(Celebes Crested Macaque)ですが、やはり国内で見るのと全くイメージが違います。


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子連れのクロホエザル(Black Howler)。他にも子連れのおサルさんがあちこちにいました。


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しかし今さらながらドゥクラングール、やっぱりおしゃれでかっこいい。


  • Posted by jsato
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キリンとホッキョクグマ@シンガポール動物園

[ Continuing report of Singapore Zoo. I wondered that Angolan giraffe and Rothschild giraffe lived together. And let's check their new exhibit called Frozen Tundra out. ]

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シンガポール動物園のつづきです。今回はカワウソ以外の動物たちを見てみましょう。


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シンガポール動物園のキリンは、アミメではなくてアンゴラキリンです。アンゴラキリンは、以前ドルトムントでお会いしました。

Das Otterhaus 【カワウソ舎】 | アンゴラキリン・ドルトムント動物園

そうだ、地が茶色っぽくて模様のコントラストが低いキリンだった。


ところが、

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何と! おんなじところにロスチャイルドキリンもいます。ロスチャイルドは足が白くて模様もはっきりしてます。


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メス2頭がアンゴラで、オス1頭がロスチャイルドなんだけど。


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うーん、なかよしです。


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つまり、このままでは混ざっちゃうってことなんですけど、ほんとにいいのかな?


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シロサイ親子。


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左がクーズー、右がニアラ。


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いいクーズーっぷりです。


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もちろんチーターです。


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そりゃあシンガポールですから、オランはいっぱいいます。


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練習中。


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よっしゃあ、つぎ行くでえ!


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気が付くとそこいらじゅうの木の上にオランがいた。


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かと思うと、こんな展示ができていました。フローズンツンドラ、ホッキョクグマにクズリにタヌキ!

8年前にはじめて来たとき、熱帯の植物の中にホッキョクグマが普通にいて驚いたのですが、その展示がぐっとアップグレードした模様。


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うわ!広いプール!


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イヌーカくん登場。


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元気ですね。


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でもやっぱり熱帯にいると毛が薄くなるんだろうか。


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♪〜


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あいかわらずの人気者です。

ところで、8年前に見たその旧ホッキョクグマ展示場ですが、やはり問題視(ホッキョクグマには暑すぎで、シンガポール生まれのイヌーカにとってすらも過酷だろう的な)されていたようで、寒冷地の動物園に移動させるのさせないのという議論があったりしたのち、2010年から寒冷地動物展示施設であるフローズンツンドラを建設することになって、それがこの2013年6月にオープンしたのだという。

Inuka - Wikipedia, the free encyclopedia

上の記述によると、当初はリバーサファリ内の展示と発表されていたようです。そうか、だからリバーサファリの側(イヌーカのプールは動物園とリバーサファリの境界に面している)からもちょっとだけプールが覗けるようになっていたのか。


で、そのフローズンツンドラの他の展示動物であるタヌキですが、

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涼しい室内展示場でお昼寝中Zzz。


で、実はこのタヌキも一筋縄では行きませんようで。


このタヌキ、旭山動物園から贈られたことになっています。しかし、旭山のエゾタヌキではシンガポールでは暑くて飼育しにくいだろう的な判断があったらしく、なぜか久留米市鳥類センターで保護されていたホンドタヌキが代わりに送られたのだそうです。

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久留米市鳥類センターに掲示されていた新聞記事。


でも、シンガポール側ではタヌキとクズリに冷え冷え〜の室内展示場を用意していたのでした。だったら、そのまま旭山のエゾタヌキでもよかったのでは?


で、上の新聞記事では、タヌキは熱帯では珍獣扱い、とありますが、たしかに今まで空調完備のタヌキ室内展示場なんて見たこともないので、パンダ並みとはいかなくても、かなりの貴重動物扱いになってることはたしか。


ところでわたしの大好きなクズリは、奥でずっと寝てたため撮れてません。残念でした。


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シンガポール動物園、あと1回分あります。コツメのフィーディングタイムとか!



  • Posted by jsato
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  • 23:22 | Edit

コツメ大出世@シンガポール動物園

[ It's been eight years since I last visited Singapore Zoo. Oriental small-clawed otter's exhibit was at the inner part of the zoo and not so bustling then. But now, their exhibit fronts the main street of the zoo! We can meet a bunch of vigorous small-clawed otters very soon after we enter the zoo. ]

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シンガポールのレポート、まだまだつづきます。おつぎはシンガポール動物園ですが、何とコツメカワウソの展示が大出世をとげて、ほとんどウエルカム動物の扱いです。


前回(8年前)訪ねたときには、コツメ展示はけっこう奥の方に、ひっそりとありました。

Das Otterhaus 【カワウソ舎】 | シンガポールカワウソ・本場でキュイ

ところが何と、現在では入口からトラムの乗り場へ向かうメイン通路に面した場所、つまりほとんどのお客さんが通る場所に移ってます。


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どーん!


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ああああ、通路にまでコツメがはみ出してる!と思ったらつくりものでしたw


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いましたいました。


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おーっと、いきなり「ひねり飛び込み」だ!


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飛び込むわ飛び込むわ。みんな元気いっぱいだなあ。


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クネゴロもダイナミック。


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ほとんどコツメホイホイ。ひっかかるのはお客さんの方ですが。


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どんな連中かな。


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個性的な顔立ちの一群ですね。


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ぴゃっ!


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伏せ方がちょっと違います。さすが本場、って感じです。


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ふぃ〜


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おーい!


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なになに〜?


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なんでもない


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まっすぐしっぽ!


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ちょっと広めの放飼場です。


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さらに、裏にはコツメハウス。


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楽しくカワウソを学びましょう。左は水中観察窓。ここではさっきのと別のグループが展示されています。


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「コツメはしゃべってます」の解説。


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これがすごい。点字による解説パネル。コツメカワウソの外形がレリーフになっており、目の不自由な人でもカワウソの形がわかるようになってます(このレリーフは他のいくつかの動物にもありました)。


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Zzz


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はっ!


シンガポール動物園がつづきます。


  • Posted by jsato
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  • 22:06 | Edit

おやすみ前にこの一冊・・・
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東京書籍刊『カワウソ』をお買い上げくださいましてありがとうございます。おかげさまで何と4刷!

「カワウソなび」の最新情報はこちらをどうぞ↓


Where captive otters live in Japan.

 Otter holding facilities in Japan

動物園・水族館・生息地

[動物園・水族館・生息地ごとの記事アーカイブ。カワウソ中心ですが、たまにほかの動物も出ます]

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Junichi SATO

self portrait

[佐藤淳一]1963年生まれ。土木構造物と動物という、かけ離れた領域を行き来するあまり類を見ない写真作家。上の写真はベルリン地下鉄の駅の壁に貼ってあった「ハンケンスビュッテルかわうそセンター」のポスターを撮ったもの(2005年)。意図せず自分も写り込んでしまったので、公式セルフポートレートに認定。光学的にカワウソと一体化しています。

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The Ring of Bright Water Trilogy: Ring of Bright Water, The Rocks Remain, Raven Seek Thy Brother
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椋鳩十全集〈20〉カワウソの海
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・・・
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