Das Otterhaus 【カワウソ舎】旧サイト

生きることは、見ること。写真作家・佐藤淳一が動物園水族館と生息地を訪ねます。カワウソがいてもいなくてもひたすら訪ねます。

ちょっとだけ雪の大森山動物園

[ Reticulated giraffes at Akita Omoriyama Zoo. They live indoors during snowy winter season. On the contrary, wolves and reindeers act lively in the cold weather. And the surprising thing is that African elephants don't seem to mind the cold at all. ]

140204_01
週末は秋田市大森山動物園へ行ってきました。1月、2月の土日に「雪の動物園」を開催中です。要するに冬季開園です。


140204_02
秋田はここしばらく気温が高かったそうで、積雪はかなりとけてました。でもキリンは基本的に冬は放飼場に出ません。もしすべってコケたら、キリンの場合それこそ命取りになるからです。


140204_03
開園時間からしばらくの間は、扉を開けています。バリバリに遠目の利く神経質な動物ですから、室内で暮らす時期も屋外を見せてあげないといけないのですね。横木が渡してあるので、無理に外に出ようとすることはないそうです。


140204_04
こちらは見学者通路。よくあるスタイルですが、あまりキリンが見やすいとは言えません。


140204_05
と言うわけで、中に入れてもらいました♪
手前がリンリンで奥がカンタ。2頭とも元気そうにしてます!


140204_06
これは「雪の動物園」開催期間中のイベント「エサやり体験」で、キリンは11時30分からです。

*日によって変わるかもしれませんので、確認↓してからお出かけください。
秋田市 - 大森山動物園 -まんまタイムエサやり体験



140204_07
カンタくん、


140204_08
となりのリンリンが気になる。


140204_09
リンリ〜ン!


140204_10
リンリンはカメラに注目しているときは変顔になる確率が高いような。


140204_11
あきらかに食べ物を期待されておりますw


140204_12
ないの?



リンリン&カンタの冬の様子、間近で見ることができて大満足です。




140204_13
そして、大森山といえばヤギーズ。
丞弐くん(左)を出してもらいました。すっかり大きくなったね!


キリンやヤギたちの去年の夏の様子はこちら。
Das Otterhaus 【カワウソ舎】 | 大森山キリン・サクラの葉っぱとヤギーズ



140204_14
一方、ゾウさんたちは力強く外で活動しておりました。午前中は出ているみたいですね。


140204_15
あら〜


140204_16
仲のよろしいことで。


140204_17
これはなんだか見ている方が恥ずかしくなりますね^^。


140204_18
わーすごい! 体から湯気が立ってる。


140204_19
おそらく冬の方が活発な、オオカミ舎ものぞいてみましょう。


140204_20
まっしろジュディ。


140204_21
オオカミっぽい色のシン。


140204_22
こちらもいい感じで仲良しでした。繁殖が期待されるかな。


140204_23
そしてトナカイ。現在、キリンの柴田さんが担当されています。


140204_24
今年の大森山はトナカイにも注目ですね!


お星さまふたつ・・・

130108_01
コチカ 2012年12月14日撮影


130108_02
キナコ 2011年3月1日撮影






残念なニュースが、ふたつ続いてしまいました。






コツメカワウソ「コチカ」が死亡しました/札幌市円山動物園(1月8日)




エゾシカ・オオカミ舎で発生した事故のためシンリンオオカミ「キナコ」が死亡。しばらくの間、エゾシカ・オオカミ舎を閉鎖します。/札幌市円山動物園(1月8日)






130108_03

130108_04

合掌。



[ We've got two bad news on the same day from Sapporo Maruyama Zoo. Oriental small-clawed otter named Kochika died suddenly on January 7. And what was even worse, Timber wolf named Kinako died on the next day. I'm really sorry to hear that. May their soul rest in peace. ]

円山どうぶつ・オオカミキリンクマ

[ Sapporo Maruyama Zoo keeps no otters now. But there used to be Eurasian otters for over 30 years until 2007. So I expect otter exhibit will come back in the near future. Despite no otter, Maruyama Zoo has attractive stars such as Wolf, Polar bear, Sun bear, Maasai giraffe and so on. ]

120315_01
札幌市円山動物園には現在、カワウソがいません。しかし実は2007年まで、30年以上の長きにわたってユーラシアカワウソが飼育されてたという実績があります。つまり今カワウソは「たまたま」いないだけで、近い将来にはきっと復活してくれるんじゃないかなあ、ごにょごにょ・・・というわけで、今回のトップ画像はシンリンオオカミの若様たちです。


120315_02
ショウとユウキ、2011年5月9日に生まれました。まだ0歳なのにもうすっかりオオカミだよね。右のジェイ父ちゃんと比較しても、もう結構でかい。


120315_03
ジェイ父ちゃんはかっこいい!


120315_04
キナコ母ちゃん。


120315_05
山の上でえっへんな若様たちと、なぜか駆け降りる父母。


120315_06
父ちゃん快走♪


120315_07
若様のどっちか。去年生まれの2頭は見分けるのむずかしい。円山常連のみなさんにまかせたい。


120315_08
家族のだんらんでガブガブ。


120315_09
ルーク!一昨年のひとりっこ若様。


120315_10
ルークすっかりいい男になりました。


120315_11
マサイキリンのナナスケ。2011年6月16日生まれ。ツノ毛が爆発でほわほわ♪


120315_12
べー


120315_14
ナナコお母さん(左)とユウマ父ちゃん。


120315_13
ところでこの円山の熱帯動物館って巨大な牛舎みたいで、北海道ならではの面白い屋内展示場だと思うんだけど、現在建設中のアフリカゾーンができたらなくなっちゃうのだろうか。



さて、円山には他にも会いたい方々がいっぱいすぎて困っちゃう。


120315_15
ウメキチ!元気にやってるか?


120315_16
こちらはキャンディさん。


120315_17
元気にポリタンクと格闘中。


120315_18
足の開きっぷりw


120315_19
征服しました。


120315_20
つぎはお待ちかねのララさん。何でお待ちかねかというと、夕方までずっと寝てたからw


120315_21
美熊だし、何といっても身のこなしが優雅だよねえ。


120315_22
白い息、写ってる?


120315_23
ほんとにきれい。


120315_24
もううっとり・・・



【追記 2012.3.16】
ところで上の撮影は2月下旬ですが、その後キャンディはデナリとの繁殖がうまくいかず、3月後半からは、ふたたびララ&デナリの、実績もりもりゴールデン繁殖ペアに移行することになったとのことです。

ホッキョクグマ「デナリ」と「ララ」の同居を開始します/札幌市円山動物園

お疲れさまです。

おやすみ前にこの一冊・・・
160px_kawauso_book
東京書籍刊『カワウソ』をお買い上げくださいましてありがとうございます。おかげさまで何と4刷!

「カワウソなび」の最新情報はこちらをどうぞ↓


Where captive otters live in Japan.

 Otter holding facilities in Japan

動物園・水族館・生息地

[動物園・水族館・生息地ごとの記事アーカイブ。カワウソ中心ですが、たまにほかの動物も出ます]

月別アーカイブ
カテゴリ別アーカイブ
記事検索
タグ絞り込み検索
Junichi SATO

self portrait

[佐藤淳一]1963年生まれ。土木構造物と動物という、かけ離れた領域を行き来するあまり類を見ない写真作家。上の写真はベルリン地下鉄の駅の壁に貼ってあった「ハンケンスビュッテルかわうそセンター」のポスターを撮ったもの(2005年)。意図せず自分も写り込んでしまったので、公式セルフポートレートに認定。光学的にカワウソと一体化しています。

 Biography + Bibliography
(展覧会と各種掲載リスト)


 Floodgates

 Twitter : otterhaus
 Facebook : otterhaus
 Tumblr : otterhaus
 Tumblr : otterhausanbau
 Flickr : Otterhaus

* 依然として記事の内容に無関係なスパム的書き込みが多いため、各記事に対する新規コメントは現在、受け付けておりません。ご連絡はFacebook、Twitterをご利用いただければ幸いです。


キュイキュイ書房
カワウソ本とカワウソグッズの密林セレクトショップ♪

かわうそ店長、とってもハマります。すでに9巻まで出てるよ。

かわうその自転車屋さん 1 (芳文社コミックス)
かわうその自転車屋さん 1 (芳文社コミックス) [コミック]

こやまけいこ
芳文社
2014-10-16


酒ケーキもいいんだけど、せんべいの方がもっといいよ獺祭。

旭酒造 獺祭 煎餅 だっさい せんべい 山田錦の砕米で作りました 30枚入り
旭酒造 獺祭 煎餅 だっさい せんべい 山田錦の砕米で作りました 30枚入り [その他]
旭酒造


世界13種のカワウソが網羅されているすばらしい入門書が出ました。写真もいっぱい!

Otters of the World
Otters of the World


ハンザのぬいぐるみが各種、買えるようになってますよ。
カワウソ No.3320
カワウソ No.3320 [おもちゃ&ホビー]


フィギュアはシュライヒが造りがいいですね(なぜか最近すごい値段になってる!)。
Schleich シュライヒ カワウソ
Schleich シュライヒ カワウソ


かわうそ3きょうだい そらをゆく (にじいろえほん)
かわうそ3きょうだい そらをゆく (にじいろえほん)


かわうそ3きょうだいのふゆのあさ (えほんひろば)
かわうそ3きょうだいのふゆのあさ (えほんひろば)


かわうそ3きょうだい (えほんひろば)
かわうそ3きょうだい (えほんひろば)


空がレースにみえるとき (ほるぷ海外秀作絵本)
空がレースにみえるとき (ほるぷ海外秀作絵本)


ぼく、およげないの
ぼく、およげないの


ニホンカワウソ―絶滅に学ぶ保全生物学
ニホンカワウソ―絶滅に学ぶ保全生物学


Otter (Animal)
Otter (Animal)


Otters: Ecology, Behaviour And Conservation (Oxford Biology)
Otters: Ecology, Behaviour And Conservation (Oxford Biology)


カワウソと暮らす (富山房百科文庫 (34))
カワウソと暮らす (富山房百科文庫 (34))


The Ring of Bright Water Trilogy: Ring of Bright Water, The Rocks Remain, Raven Seek Thy Brother
The Ring of Bright Water Trilogy: Ring of Bright Water, The Rocks Remain, Raven Seek Thy Brother


椋鳩十全集〈20〉カワウソの海
椋鳩十全集〈20〉カワウソの海


ガンバとカワウソの冒険 (岩波少年文庫)
ガンバとカワウソの冒険 (岩波少年文庫)


河合雅雄の動物記〈2〉カワウソ流氷の旅
河合雅雄の動物記〈2〉カワウソ流氷の旅

・・・
わたしの本も、ついでにいかがでしょう?


カワウソ

おそらく日本初の、カワウソだけ写真集


ドボク・サミット
ドボク・サミット

みんなで作ったドボク本



恋する水門―FLOODGATES

一家に一冊!世界初の水門写真集


Das Otterhaus 【カワウソ舎】旧サイト