Das Otterhaus 【カワウソ舎】

生きることは、見ること。写真作家・佐藤淳一が動物園水族館と生息地を訪ねます。カワウソがいてもいなくてもひたすら訪ねます。

世界カワウソの日@ズーラシア

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何年か前から、IOSFが毎年5月にWorld Otter Day(世界カワウソの日)をはじめたのですが、趣旨は分かるけど何でまた5月の第4水曜とかなんだ?と毎年首をひねっておりましたところ何となく定着してきたらしく、今年は日本でもいくつかの園館でイベントが行われております。もちろんイベント自体はとっても結構なことなので、しばらくご無沙汰のズーラシアに出かけてみました。


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ズーラシアでは5月27日(土)から31日(水)まで、公開フィーディングといつもよりちょっと詳しいカワウソのお話をされています。


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カワウソ展示場にはカワウソの総合的な紹介、これまでと現在の姿、日本の園館における飼育下繁殖の取り組みなど、パネル5枚にわたって解説されています。素晴らしい!


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午前中は昨年8月生まれのリュウ。もうすっかり大きくなってました。


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例の全面ヒビ割れ状態だったガラスが入れ換えられて、クリアな視界!


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リュウ、体は大きいですが、


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まだまだお子様なので、


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いちいちこちらに反応します。


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とういうわけで、お客さんに大人気でした。特に人間のお子様にはほぼ100パーセント、反応しますよ。


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水の中からおもちゃを運んで、


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わざわざそこに置いて、何で穴に入るかなあ。


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下の展示場にはモコ。昨年5月に安佐から移動してましたが、わたしはもう何年も前に安佐で会って以来でした。お元気そうで何より。


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つくづくユーラシアは、にょろりんっと長いのであった。



・・・



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11時30分からホッキョクグマのお食事。横浜で1年暮らしたらすっかり毛が薄くなってしまった!みたいなツヨシ。


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落ち着いた泳ぎっぷりは変わりありません。


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最後にサバが来るので喜んでおります。顔の毛が薄いけど元気よー。


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サバくわえて楽しそう。水から上がるとすっかりスリムになっているのがわかります。このくらい脂肪を落とさないと、横浜の夏は越せません。

下のリンクから、去年、冬の釧路から来てすぐの頃の毛の量と比較してみましょう(大きなお世話かも)。
Das Otterhaus 【カワウソ舎】 | ズーラシアのツヨシ!



・・・



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12時からいよいよ世界カワウソの日☆スペシャルガイド! イベント要員としては、リュウに代わってジュウベエが登場。


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水中展示前は黒山の人だかりだったので、ジュウベエはこれだけ。ごめんね。


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下の展示場に移動してガイドが続きます。


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モコ様大活躍。


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すっかりドクダミの園ですね!


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うまいっす!


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ショップも、とってもカワウソ押し。
世界が少しずつカワウソ寄りに変化しているのだろうか?


ヒメ&オッチー

[ Eurasian otters at Zoorasia Yokohama Zoological Gardens. Taken on the same day as the preceding article of polar bear. ]

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ズーラシアのユーラシアカワウソ、これはオッチー、以下[オ]。


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[オ]眠いぞ。


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[オ]起きたくないな。


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[オ]うわっ、びっくりした。[ヒ]


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[オ]起きればいいんでしょ。


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[ヒ]ことヒメは活発。


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[オ]ん?


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[オ]お!  [ヒ]あ!


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ごはんか〜っ!


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[オ]急げ〜!


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左[オ]、右[オ]。
体格の違いがよくわかる素晴らしい写真。意外にこんな並び方はしない。


【追記:2016.4.3】
間違ってどちらもオッチーと書いてしまったので、単純に訂正せずにクイズにしときます。「どっちがヒメでしょう?」 答えは言うまでもないですね。




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[ヒ]ちょうだい!


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[ヒ]その場では食べない。必ず引っ込んで食べる。


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[オ]ドジョウだよ!


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[ヒ]さっそくいただき。


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[オ]地上からも狙えるのか?


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[ヒ]ちょっと休憩。


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[オ]食った食った。


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[ヒ]もうおトイレかい。


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[ヒ]・・・と思ったら、またドジョウ取ってた。


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[ヒ]そしてまた休憩。


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この日は何かバラバラに動いてたこの2頭、たま〜に絡む感じ。


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[ヒ]あれ?


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[ヒ]まだドジョウいた。


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[ヒ]いただき!


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[オ]まだ食っとるんかい。


ところで、ジュウベエ側の展示は閉鎖中なんだけど、こんなことになってた。

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ガラスが粉々。強化ガラスってこのように割れるのだ。

別にジュウベエが内側から石で割ったわけでも、賊が侵入して外から割ったわけでもないのだそうで、過去の傷やら温度変化やらいろいろな要因である日、勝手に割れてしまったらしい。場所が場所だけに交換するのが大変そう。


ズーラシアのツヨシ!

[ Tsuyoshi the polar bear who I reported recently moved from Kushiro Zoo to Zoorasia Yokohama Zoological Gardens on Mar. 1. I went to Yokohama to meet her finally. ]

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ツヨシが釧路市動物園からズーラシアに移動してもう4週間。ようやく様子を見に行ってきた。


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お、前足を揃えてリラックス姿勢だな。


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1か月ぶり!
もうすっかりこっちに慣れた感じだ。


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さっそく元気にスタンディング。


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ジャンブイのいるバックが気になる。ときどきね。


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何か楽しそうw


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今日は気温も高めなので、せっせと泳ぐ方向でまずドボン。


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こっち見えてるか〜?


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すっかり茶色くなった。


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おっ!


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ごはんですね!


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さっきから、すごく表情が楽しそうだ。


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リンゴ行くよ!


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ホッキョクグマの口元はよく笑っているように見えるけど、この場合、目まで笑ってるように見える。


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サバもらった♪


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ふんふん。


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いやー、今日は実に気持ちよさそうだ!


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釧路でお気に入りだったハート型湯たんぽもいっしょに来てた♡


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そして、釧路では見られなかった水中シーン。


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これにはお客さんも釘付け状態。


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大歓声があがる。早くもニューアイドル誕生の予感。


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釧路パワー!

水中観察窓の横ではツヨシ写真展。

お客さんには「ツヨシなのにメスなんだってー」とウケまくっていたが、これってものすごく記憶に残りやすい話なので、横浜でのツヨシ知名度アップにとても貢献していると思う。


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というわけで、


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がんばりましょう!横浜で!


あ、次回はカワウソの予定。オッチー&ヒメ。

それにしてもこのブログ、いろいろ途中のままあちこちの話を書き散らしてるんだけど、どうしたもんだろう。エメンも途中のままだし、先月の北海道もまだ終わってない。また忙しい時期が来るので書く時間がない。困った。

おやすみ前にこの一冊・・・
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東京書籍刊『カワウソ』をお買い上げくださいましてありがとうございます。おかげさまで何と4刷!

「カワウソなび」の最新情報はこちらをどうぞ↓


Where captive otters live in Japan.

 Otter holding facilities in Japan

動物園・水族館・生息地

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Junichi SATO

self portrait

[佐藤淳一]1963年生まれ。土木構造物と動物という、かけ離れた領域を行き来するあまり類を見ない写真作家。上の写真はベルリン地下鉄の駅の壁に貼ってあった「ハンケンスビュッテルかわうそセンター」のポスターを撮ったもの(2005年)。意図せず自分も写り込んでしまったので、公式セルフポートレートに認定。光学的にカワウソと一体化しています。

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カワウソ本とカワウソグッズの密林セレクトショップ♪

かわうそ店長、とってもハマります。すでに9巻まで出てるよ。

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酒ケーキもいいんだけど、せんべいの方がもっといいよ獺祭。

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世界13種のカワウソが網羅されているすばらしい入門書が出ました。写真もいっぱい!

Otters of the World
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ハンザのぬいぐるみが各種、買えるようになってますよ。
カワウソ No.3320
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フィギュアはシュライヒが造りがいいですね(なぜか最近すごい値段になってる!)。
Schleich シュライヒ カワウソ
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かわうそ3きょうだい そらをゆく (にじいろえほん)
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かわうそ3きょうだいのふゆのあさ (えほんひろば)
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かわうそ3きょうだい (えほんひろば)
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空がレースにみえるとき (ほるぷ海外秀作絵本)
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ぼく、およげないの
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ニホンカワウソ―絶滅に学ぶ保全生物学
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Otter (Animal)
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Otters: Ecology, Behaviour And Conservation (Oxford Biology)
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カワウソと暮らす (富山房百科文庫 (34))
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The Ring of Bright Water Trilogy: Ring of Bright Water, The Rocks Remain, Raven Seek Thy Brother
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椋鳩十全集〈20〉カワウソの海
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ガンバとカワウソの冒険 (岩波少年文庫)
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河合雅雄の動物記〈2〉カワウソ流氷の旅
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わたしの本も、ついでにいかがでしょう?


カワウソ

おそらく日本初の、カワウソだけ写真集


ドボク・サミット
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みんなで作ったドボク本



恋する水門―FLOODGATES

一家に一冊!世界初の水門写真集


Das Otterhaus 【カワウソ舎】