Das Otterhaus 【カワウソ舎】

生きることは、見ること。写真作家・佐藤淳一が動物園水族館と生息地を訪ねます。カワウソがいてもいなくてもひたすら訪ねます。

やっぱりのいちのカワウソ展示はすごいと思う・その2

170407_01
水のキライなはずのメコンさん、水を飛ばして何やってんでしょう。

高知県立のいち動物公園のカワウソのつづきです。


170407_02
園内野鳥シリーズ。冬にも出るんだけど、何となく春っぽい色のメジロ。


170407_03
アザミのプカプカ泳ぎ。


170407_04
なにやってんの?          よっ! はっ!


170407_05
ちょっと昼寝します。


170407_06
コツメは日によって展示が交代しますが、今日はメナムとメコンの日。


170407_07
ぽつね〜ん。


170407_08
メコンさんの定常ポーズ。


170407_09
そこにメナムが加わる。実にほほましいコツメ老夫婦の図。


170407_21
ふたたび園内野鳥シリーズ。アオジもいました。


170407_10
海鳥!じゃなくてフンボルトペンギン。あ、別に海鳥でいいのか広い意味で。


170407_11
12月生まれの若様も元気に泳いでいました。でもまだ上陸がへたくそ。


170407_12
アザミにフォーカス。


170407_13
アカネにフォーカス。


170407_14
お腹が空いてお昼が待ちきれない老夫婦。


170407_15
お腹が空いてお昼が待ちきれないクラとっつあん。


上から撮ると単なる腹の減った情けないツメナシカワウソですが・・・

170407_22
同じ場面でもこんな風に真横から撮ると妙にかっこいい。


170407_16
というわけで今日も13時30分になりました。カワウソのお食事タイム(解説付き給餌)は何と毎日開催、素晴らしい!

あ、左のスタンディングカワウソは脱出個体ではなくて、等身大フィギュアです。一瞬びっくりしますけど。


170407_17
擬岩破壊工作中のアカネさん。そこ壊さないでください。


170407_19
ほんとなら午後は寝室で昼寝のはずなのに、ララ母さん出たくないとかで仕方なくまた出されてしまったとっつあん。これではまるで奥さんに締め出しくらった夫である。


170407_20
入れとくれよ〜


170407_18
気になる気になる。


というわけで、毎度オチのない展開ですいません。

のいちのカワウソ展示って、ちょっと面積的にコンパクトではあるものの、うまくすれば世界一を目指せる位置にあるんじゃないかなあ、などと考えております。それぞれの種の生息環境の違いをメリハリをつけて表現できれば、絶対にもっと面白くなります。のいちカワウソのこれからに期待してます。





  • Posted by jsato
  • TB(0)
  • 23:25 | Edit

越前カワウソ・アッシュとタイムとぺんぎんらんどとダイオウイカ

[ Continuing story of ASCOs at Echizen Matsushima Aquarium. And I'll introduce their new exhibit of Humboldt penguin. Finally, the specimen in the ice is Giant squid! ]

141109_01
むちゃくちゃなタイトルですが、そのまんまの内容です。越前松島水族館のつづき、今回はコツメカワウソの男子部屋。


141109_02
朝です。起きましょう。


141109_03
左がタイムで右がアッシュ。


141109_04
起きるかな。


141109_05
アッシュの毛は若い頃から白髪まじり。


141109_06
タイムの方が両眼の距離が近くて精悍な顔立ち。


141109_07
横から見てもそういう印象かも。


141109_11
後ろから見ても、しゅっとしてます。


141109_08
一方、アッシュの方は目が離れてて、面白系の顔立ちですね。


141109_09
しっかり言いつけを守るおりこうさん。


141109_10
おなかチェック。アッシュくんころんころんに見えますが、角度のせいです。


141109_12
おクチもチェック。


141109_13
あーん。


141109_14
カメラ目線になるのも、こんな感じで外の状況に関心を示すのも、アッシュの方が多いですね。



・・・



141109_15
さて、越前松島水族館では2014年3月20日に、フンボルトペンギンの新展示「ぺんぎんらんど」がオープンしました。


141109_16
基本的に、以前の展示(生息地を模したサボテンのフィールド)が広くなったものですが・・・


141109_17
新展示場には立派なアクリル円形プールがついてます。


141109_18
横から下から、フンボが泳ぐのが観察できる!


141109_19
ぶおー!!!



・・・



141109_20
カワウソに戻ります。お昼の給餌には、生きたアマゴが出ますが、タイムはあっというまに捕まえました。


141109_21
ほいっ、ほいっ。


141109_22
見せびらかして食べます。


141109_23
と思ったら、半分ぐらい食べたところで奥へ持って行ってしまいました。このへんがいかにもタイム。


141109_24
その一方、アッシュはと言うとはじめから終わりまで窓際で食べてましたw


141109_25
このへんのサービスのいいところがいかにもアッシュ。



・・・



141109_26
通路の真ん中にいきなりダイオウイカが!

-328-  ダイオウイカが見つかった!!: 越前松島水族館の飼育ブログ

一見、あまり大きいような感じはしませんが、比較のために置かれたスルメイカ(ダイオウイカのイカミミのところに見える黒いやつ)に比べると、やはりむちゃくちゃでかいです。こんなのに海中で出会ったら、恐怖を感じるのではないでしょうか。


141109_27
越前松島水族館全景。
あまりにいい天気だったので、島に渡ってみました。


つづきます。

  • Posted by jsato
  • TB(0)
  • 21:00 | Edit

キリン・ペンギン・ニホンザル

[ Kumamoto City Zoological & Botanical Gardens opened its new Japanese macaque's exhibit last year. ]

140708_01
熊本市動植物園がつづきます。マサイキリンのリキ。


140708_02
キリンの頭上を、というか目先をモノレールが行きます。


140708_03
リキは人工哺育個体なのだそうです。たしかに人なつこい。


140708_04
接客に余念がないリキと、遠くでおしり向けてるランさん。


140708_05
リキはとにかく愛想がよくて、いろんなことを目の前でやってくれます。


140708_06
じー・・・


140708_07
もう1頭のメス、小春さんがそれをうしろから見てます。


140708_08
小春さん、なかなかの美リンですね!


140708_09
マリー(左)&エリ(右)。


140708_10
このおふたりも営業熱心。


140708_11
単にわたしの存在があやしいってか。


140708_12
前回訪ねたときは工事中だった、新ペンギンエリア。


140708_13
もちろん新時代のフンボルト展示なので、緑がいっぱいです。


140708_14
裏に回ると水中も見えます。


140708_15
隣はカピバラ。


140708_16
そしてその先に、2013年10月オープンの画期的な新ニホンザル展示があります。


140708_17
国内初のニホンザル生息環境展示ですが、ビューポイントが2か所ありまして、こちらは奥山エリア。


140708_18
ついに、日本のニホンザル展示が擬岩による「サル山」型を脱する日が来たんですねー。


140708_19
なんだか「サル山」で見るのとは、別の動物に見えます。


140708_20
この2枚はネット越しの撮影ですが、金網ではないのでレンズ通りはいいです。レンズ通り、って何だ?


140708_21
こちらが反対側のビューポイント、里山エリア。


140708_22
田んぼがあります。サルはここまでは出てこれません。


140708_23
サルよけの缶なども。こういった小道具を使って、実際の生息地の様子を表現する手法です。


140708_24
きわめつけはこれ。相良村(生息地。ここの群れはかつて相良村で捕獲されたのだそうな)の土地境界票とバス停。もらってきちゃったんですかね。

  • Posted by jsato
  • TB(0)
  • 21:00 | Edit

おやすみ前にこの一冊・・・
160px_kawauso_book
東京書籍刊『カワウソ』をお買い上げくださいましてありがとうございます。おかげさまで何と4刷!

「カワウソなび」の最新情報はこちらをどうぞ↓


Where captive otters live in Japan.

 Otter holding facilities in Japan

動物園・水族館・生息地

[動物園・水族館・生息地ごとの記事アーカイブ。カワウソ中心ですが、たまにほかの動物も出ます]

月別アーカイブ
カテゴリ別アーカイブ
記事検索
タグ絞り込み検索
Junichi SATO

self portrait

[佐藤淳一]1963年生まれ。土木構造物と動物という、かけ離れた領域を行き来するあまり類を見ない写真作家。上の写真はベルリン地下鉄の駅の壁に貼ってあった「ハンケンスビュッテルかわうそセンター」のポスターを撮ったもの(2005年)。意図せず自分も写り込んでしまったので、公式セルフポートレートに認定。光学的にカワウソと一体化しています。

 Biography + Bibliography
(展覧会と各種掲載リスト)


 Floodgates

 Twitter : otterhaus
 Facebook : otterhaus
 Tumblr : otterhaus
 Tumblr : otterhausanbau
 Flickr : Otterhaus

 メールはこちら

* 依然として記事の内容に無関係なスパム的書き込みが多いため、各記事に対する新規コメントは現在、受け付けておりません。ご連絡は上のメールフォームから、公開ツッコミなどはFacebook、Twitterをご利用いただければ幸いです。


キュイキュイ書房
カワウソ本とカワウソグッズの密林セレクトショップ♪

かわうそ店長、とってもハマります。すでに9巻まで出てるよ。

かわうその自転車屋さん 1 (芳文社コミックス)
かわうその自転車屋さん 1 (芳文社コミックス) [コミック]

こやまけいこ
芳文社
2014-10-16


酒ケーキもいいんだけど、せんべいの方がもっといいよ獺祭。

旭酒造 獺祭 煎餅 だっさい せんべい 山田錦の砕米で作りました 30枚入り
旭酒造 獺祭 煎餅 だっさい せんべい 山田錦の砕米で作りました 30枚入り [その他]
旭酒造


世界13種のカワウソが網羅されているすばらしい入門書が出ました。写真もいっぱい!

Otters of the World
Otters of the World


ハンザのぬいぐるみが各種、買えるようになってますよ。
カワウソ No.3320
カワウソ No.3320 [おもちゃ&ホビー]


フィギュアはシュライヒが造りがいいですね(なぜか最近すごい値段になってる!)。
Schleich シュライヒ カワウソ
Schleich シュライヒ カワウソ


かわうそ3きょうだい そらをゆく (にじいろえほん)
かわうそ3きょうだい そらをゆく (にじいろえほん)


かわうそ3きょうだいのふゆのあさ (えほんひろば)
かわうそ3きょうだいのふゆのあさ (えほんひろば)


かわうそ3きょうだい (えほんひろば)
かわうそ3きょうだい (えほんひろば)


空がレースにみえるとき (ほるぷ海外秀作絵本)
空がレースにみえるとき (ほるぷ海外秀作絵本)


ぼく、およげないの
ぼく、およげないの


ニホンカワウソ―絶滅に学ぶ保全生物学
ニホンカワウソ―絶滅に学ぶ保全生物学


Otter (Animal)
Otter (Animal)


Otters: Ecology, Behaviour And Conservation (Oxford Biology)
Otters: Ecology, Behaviour And Conservation (Oxford Biology)


カワウソと暮らす (富山房百科文庫 (34))
カワウソと暮らす (富山房百科文庫 (34))


The Ring of Bright Water Trilogy: Ring of Bright Water, The Rocks Remain, Raven Seek Thy Brother
The Ring of Bright Water Trilogy: Ring of Bright Water, The Rocks Remain, Raven Seek Thy Brother


椋鳩十全集〈20〉カワウソの海
椋鳩十全集〈20〉カワウソの海


ガンバとカワウソの冒険 (岩波少年文庫)
ガンバとカワウソの冒険 (岩波少年文庫)


河合雅雄の動物記〈2〉カワウソ流氷の旅
河合雅雄の動物記〈2〉カワウソ流氷の旅

・・・
わたしの本も、ついでにいかがでしょう?


カワウソ

おそらく日本初の、カワウソだけ写真集


ドボク・サミット
ドボク・サミット

みんなで作ったドボク本



恋する水門―FLOODGATES

一家に一冊!世界初の水門写真集


  • ライブドアブログ
Das Otterhaus 【カワウソ舎】