Das Otterhaus 【カワウソ舎】

生きることは、見ること。写真作家・佐藤淳一が動物園水族館と生息地を訪ねます。カワウソがいてもいなくてもひたすら訪ねます。

盛岡どうぶつ・里山編

盛岡市動物公園がつづきます。カナダカワウソ以外の動物たち、その1。日本の里山にいるようなやつら。

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おなじみハクビシン。
さっきgmailの上のところに出てくる広告で、ハクビシンが出たら駆除しますよ、みたいなものが出てて驚いた。googleの広告に出てくるようになるとはなあ。なにしろわたしの実家(仙台市近郊のそんなに山の中じゃないごく普通の住宅地)の庭にも来るらしいから、相当寒い地方へも分布域を広げているに違いない。


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去年の春に生まれたホンドタヌキの子たち。1年ではそんなに大きくなってないね。


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こっち見るわ見るわ。そんなに珍しいのオレ?


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そんなに見つめられるとエサあげたくなります。


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これは上と同じ個体。


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その後ろにさっきのが来ました。


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上向いてあくび。


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いい表情してるなあ。


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どうもこんにちは。撮らせてもらってますよ。


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あ、これ哺乳類じゃなかった。


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帰りがけにアナグマの檻を通りかかったら、このような状態で驚く。


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基本的にビビリのアナグマも、若い個体はこんなに好奇心旺盛なんだねえ。こうして見ると立派にイタチ科だ。


つづきます。

富山カワウソ・雪うそユッチー 2

富山市ファミリーパークのユーラシアカワウソ、ユッチーの魅力に迫ろう企画の続きです。

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これだけで何かのシンボルマークみたいw。


ここらでいちど冷静になって、富山ファミリーパーク(略してファミパ)のカワウソ展示場の様子を見てみましょう。ファミパに行ったことがある人からも、カワウソどこにいるのかわからなかった、という声を聞くことがあります。言われてみるとたしかに、わかりにくい場所にあるかもしれない。いいですか、ユッチーがいるのは「こどもどうぶつえん」の一番奥ですよ。

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これが全景というか、まあ全体がわかりそうな写真です。奥がカワウソ放飼場、手前に飛び出したアクリル水槽が見えます。左隣にはヤギとヒツジがいるのですが、屋根付きのベンチがあって天気の悪い日にはありがたいですね。


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こんな感じでヤギの親子がすぐそこにいるので、ユッチーが出てこないときは遊んでもらえます。


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この展示には「とびだせカワウソ」っていうタイトルが付けられています。飛び出した水槽のことを指しているのでしょうか。あれ、ユッチーって「ゆっちー」が正しいのかな?

ドジョウをあげる「ごっくんタイム」ってのが土日の13:30から行われるそうです。今回は平日でしたので残念でした。次回は土日を狙いたい。

後ろに見えるガラスがぐるっと放飼場を取り巻いているのがわかるでしょうか。見やすいといえば見やすいのですが、撮影にはこれが強敵になることは前に書いた通り。


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放飼場の中の一部、なぜか雪が溶けているところがありまして、ユッチーはそこでお昼寝タイムに入りそうです。


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とろんとろーん。眠そうですが、なかなか寝ませんね。


さてわたしはファミパ、初めてなので、ユッチーがとろとろしている間に一回りしてみることにしました。

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こどもどうぶつえんの奥にある郷土動物館で暮らす、ニホンイタチ。夜行性のため昼夜逆転飼育がされています。ホンドテンもいますよ。


郷土動物館の外にも郷土動物が。

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その1、ホンドタヌキ。昨年5月に生まれた6頭が子ダヌキから若ダヌキになっており、にぎやかでした。


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その隣にホンドギツネ。いい顔してます。


さらにアナグマやハクビシンもここにいます。ここから山を登る感じで次に会ったのが・・・

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ツキノワグマです。雪をすくっては両手で持ってしゃりしゃり食べていました。

さてこの先もバイソンやらダマジカやらシンリンオオカミやらニホンカモシカやらライチョウやらツシマヤマネコやらがいて、それぞれあいさつしてきたのですが、いちいちみんなの写真を出していると今日中にユッチーに戻れなくなりそうなので、残念ですがカットします。


・・・


ユッチーに戻ってきたよ。

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ひゃっほう♪


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さすがユーラシアだとか何だとか言っても、やっぱり雪の上は冷たいのでしょうね。休みたいときは雪のないところにいるようです。


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すてきな垂直スタンディング。背景がすてきでない。


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とびだそうと思ったけどやめました。


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また雪の上に!


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コツメに比べて長いしっぽが、くいっくいっと微妙なカーブで曲がるところもユーラシアの魅力。


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キュイー。


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今日はこんなところにしておきましょう。また来るよ!


今回、ユッチーウォッチャーのあみさんに、ユッチーとファミパについていろいろと教えていただきました。ありがとう!

富山カワウソ・予告編でキュ

ついに、念願の富山市ファミリーパークを訪ねました♪

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富山ぐらいで念願ってそりゃ大袈裟なんじゃないか、と思われるかもですが、何と言っても本格的な雪ウソ(雪中カワウソ)は、日本ではここ富山でしか見ることができないのであります。先日のようにコツメカワウソがちょろっと雪かぶっても、それは本当の雪ウソではありません。やはりちゃんとユーラシアカワウソである必要があります(まあカナダカワウソも降雪地帯に住んでるから雪ウソ認定してもいいんですけど、洋風のカナダカワウソの場合は、雪ウソというよりあれはスノーオッターという雰囲気だ)。


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というわけで、日本海側に住む唯一のユーラシアであるこのユッチーが、この時期、全国的に貴重な存在となります。というわけで、カワウソファンにとってこの時期、富山の株が暴騰します。いつでも行けそうな富山ですが、この時期ばかりは神々しくておいそれとは近寄れない土地になります。


んとですね、まだ写真データが整理できてないので、今日のところは予告編ってことですすいません。本番では現像の調子を変えるかもしれません。とにかく、ファミパのカワウソ放飼場の撮影はこれまた難易度高かったぞ。巨大なアクリル製の強力ソフトフォーカスフィルター(色変換機能付き)が、ぐる〜っとユッチーを取り囲んでいると思ってほしい。


あれ?カメラおかしくなったのか、と思って他の動物を撮ってみたらこんな感じです。

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「ぽみゃ〜」子ダヌキ、大きくなりました!

カメラ壊れてませんでした。全部あのアクリルだかガラスだかのせいです。


あ、それと、松原さんからスバールバルライチョウの足を撮ってくるようにという指令があったのですが、実はツイートを見てませんでしたw(あみさんが教えてくれました)。でもた〜またま、それらしきものが撮れてたので貼っておきますね。>松原さん

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25番さんが出てました。足もっふもふ!

おやすみ前にこの一冊・・・
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東京書籍刊『カワウソ』をお買い上げくださいましてありがとうございます。おかげさまで何と4刷!

「カワウソなび」の最新情報はこちらをどうぞ↓


Where captive otters live in Japan.

 Otter holding facilities in Japan

動物園・水族館・生息地

[動物園・水族館・生息地ごとの記事アーカイブ。カワウソ中心ですが、たまにほかの動物も出ます]

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Junichi SATO

self portrait

[佐藤淳一]1963年生まれ。土木構造物と動物という、かけ離れた領域を行き来するあまり類を見ない写真作家。上の写真はベルリン地下鉄の駅の壁に貼ってあった「ハンケンスビュッテルかわうそセンター」のポスターを撮ったもの(2005年)。意図せず自分も写り込んでしまったので、公式セルフポートレートに認定。光学的にカワウソと一体化しています。

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キュイキュイ書房
カワウソ本とカワウソグッズの密林セレクトショップ♪

かわうそ店長、とってもハマります。すでに9巻まで出てるよ。

かわうその自転車屋さん 1 (芳文社コミックス)
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こやまけいこ
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2014-10-16


酒ケーキもいいんだけど、せんべいの方がもっといいよ獺祭。

旭酒造 獺祭 煎餅 だっさい せんべい 山田錦の砕米で作りました 30枚入り
旭酒造 獺祭 煎餅 だっさい せんべい 山田錦の砕米で作りました 30枚入り [その他]
旭酒造


世界13種のカワウソが網羅されているすばらしい入門書が出ました。写真もいっぱい!

Otters of the World
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ハンザのぬいぐるみが各種、買えるようになってますよ。
カワウソ No.3320
カワウソ No.3320 [おもちゃ&ホビー]


フィギュアはシュライヒが造りがいいですね(なぜか最近すごい値段になってる!)。
Schleich シュライヒ カワウソ
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かわうそ3きょうだい そらをゆく (にじいろえほん)
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かわうそ3きょうだいのふゆのあさ (えほんひろば)
かわうそ3きょうだいのふゆのあさ (えほんひろば)


かわうそ3きょうだい (えほんひろば)
かわうそ3きょうだい (えほんひろば)


空がレースにみえるとき (ほるぷ海外秀作絵本)
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ぼく、およげないの
ぼく、およげないの


ニホンカワウソ―絶滅に学ぶ保全生物学
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Otter (Animal)
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Otters: Ecology, Behaviour And Conservation (Oxford Biology)
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カワウソと暮らす (富山房百科文庫 (34))
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The Ring of Bright Water Trilogy: Ring of Bright Water, The Rocks Remain, Raven Seek Thy Brother
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椋鳩十全集〈20〉カワウソの海
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ガンバとカワウソの冒険 (岩波少年文庫)
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河合雅雄の動物記〈2〉カワウソ流氷の旅
河合雅雄の動物記〈2〉カワウソ流氷の旅

・・・
わたしの本も、ついでにいかがでしょう?


カワウソ

おそらく日本初の、カワウソだけ写真集


ドボク・サミット
ドボク・サミット

みんなで作ったドボク本



恋する水門―FLOODGATES

一家に一冊!世界初の水門写真集


Das Otterhaus 【カワウソ舎】