
先月末の札幌市円山動物園です。はやく上げないとまた月が変わってしまうぞ。

前回のコツメカワウソが展示されているのが熱帯雨林館ですが、同じ部屋にはありえない近さにマレーバクがいます。こちらはお食事中のワカバちゃん。

そしてかっこいい鳥、カンムリシロムク。

白地に青って、ぜったいありえないカラーリングだよなあ。ぜったい専属デザイナーとか付いてる。

そして、マレーグマの大将、ウメキチくん。上野出身、5歳。
多くの動物園のマレーグマはうろうろ動き回っているだけですが、ウメキチは違います。こどもの頃からやたらと好奇心旺盛で、ありえない行動に出てファンを湧かせてくれます。

何かはじめました。

ひょっとして、ドンゴロス着たいの?

オランウータンなども布かぶりが好きですが、たいていかぶった段階で満足します。

ここまで着ようとするのはウメキチだけかもしれません。

ちょっと休憩。

ウメキチの問題点は、つぎつぎに興味の対象が飛び移ることです。明らかにオレンジ色のブイに目線が行っております。

いや、そんなことではいけない。

何とかこのドンゴロスを着てやるのだ。

ごそごそ。

全身運動になってます。

うおりゃっ!

こんなもんでどうだ。

あれ?この穴は何かな?

びろーん。

やっぱり穴も気になる。

あれ、何か見つけた。
これだけ一人遊びをしてくれると、見ている方も楽しくなります。「セルフ・エンリッチメント個体」という称号を贈ります。
こちらもどうぞ。
Das Otterhaus 【カワウソ舎】 | 葉っぱとウメキチ
Das Otterhaus 【カワウソ舎】 | 上野カワウソ・マレーシア仲間
ところで、ここ熱帯雨林館の欠点は、温度だけでもなく湿度も高いので、冬場はうっかり外から入れません(レンズが曇りまくります)。なので、計画的に出入りしないといけない。

となりの高山館は、それほど温度差湿度差がないので安心ですね。

この時期、レッサーパンダはむしろ外のほうがいいみたい。

次回はお外の動物を。