Das Otterhaus 【カワウソ舎】

生きることは、見ること。写真作家・佐藤淳一が動物園水族館と生息地を訪ねます。カワウソがいてもいなくてもひたすら訪ねます。

蔵出し2013冬・その4・ちいさな鳥の園

[ Kurume City Bird Center is a small but cozy zoo. As its name shows, their collection is mainly bird. These photos were taken in Nov. 2012. ]

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先日、シンガポール動物園の記事内でちょっと話題になった、久留米鳥類センターの写真をご覧ください。撮影は2012年11月です。


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ウサギじゃないよ。マーラだよ。


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まだ小さいです。


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怪しいけど、気になるようです。


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もじもじ・・・隠れたそうw


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やっぱりここがいい!


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もそもそ


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ちゅぱ〜


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これ、噴水でしょうか?
モチーフが実に「鳥類センター」を象徴してます。


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昔は久留米市動物園という名前だったのですね。


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おお!きみは!


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アオバネワライカワセミじゃないか!


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全部後ろから写真ですいません。青い羽根を見たかったので。でもちゃんと振り向いてくれるんだよねえ。


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こちらはマクジャク。


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よくお見かけするインドクジャクとの違いは、頭の羽根がまっすぐであること、頬の黄色い部分だそうです。なるほどインドクジャクの頭の羽根って扇型ですが、どんなクジャクでも扇型じゃなかったんだ。ところで久留米には昔、クジャクが1000羽いたそうです。すごい!


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ルリゴシボタンインコ。


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モモイロペリカン。水禽舎はみごとでしたが、引きで撮ってませんでした。


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ペンギンはケープペンギンです。


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どーも


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ホンドギツネ、ホンドタヌキもいまーす。

みさきカワウソ・もう1頭いた!

みさき公園が続いてます。前回までにご紹介したのは、コツメカワウソのナツとレオンでした。また出てきますけどね。

ナツとレオンが寝ている間、園内にある「伊藤園シャイニースタジアム」というところでやってるイルカショーを見に行きました。この場所、もともとは2000年までやってた、これまた由緒正しき「自然水族館」だったそうです。で、そのスタジアムに入ろうとすると・・・

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え?


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コツメがもう1頭いる!(←最近これが多いです。要するにリサーチ不足だな)


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はい、ちょっとごめんなさい。おじゃましますよー。


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ぴゃ?

お休みのところすいません、ご隠居。ちょっとお顔、撮らせてくださいよ。


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何やねん?写真? オトコマエに撮らんとどつくで。


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どや? こんなんでええか?

どうもありがとうございました。こんなところでお仕事、大変ですね。毎日お疲れさまです。


ちなみにハクは、レオン・ナツと血縁関係のない個体だそうです。詳細は聞きそびれましたが、そんなに高齢には見えませんね。
ちなみにハクはレオンの父親で、15才とのことです。そんなに高齢には見えませんね。


・・・


というわけで、何か得した気分です。

というのも、イルカがいれば必ず見る、というほどイルカ好きでもないので、今回もイルカショーは全くノーマークだったのです。ところが南海電鉄の往復乗車券とセットになった入場券を買うと、アトラクションポイントが勝手に1000Mipo(みさき公園内の通貨単位はミポ)付いてくるんですよ。たとえそれを捨てたとしても、バラで買うよりぜーんぜん安いので、ありがたくその券を利用させてもらったわけです。

ひとりでジェットコースターにでも乗ってやろうかいとか思って案内をよく見ると、イルカショーが400Mipoとありまして、じゃあポイント消化がてら見に行こうということになりました。そしたら想定外のカワウソに遭遇、というようなうれしい展開です。みなさんもみさき公園に行ったら、必ずイルカショーを見ましょう。おそらくご隠居のハクじいさんと面会できると思います。


・・・

さて、スタジアムからカワウソまでは遠いので、あちこち動物を見て回りますが、これが予想以上に面白い。前回書いた理由で、何か妙に楽しいんです、みさき公園。

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普通にマーラですが、


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普通にレッサーパンダですが、


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普通にツキノワグマですが、


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普通にアカカンガルーですが、どの動物展示もなーんか、ちょっと違う。敷居が低い感じと言うか。


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そして何の気なしにフタユビナマケモノを覗いたら、何と!生まれたてのお子様がお腹にへばりついてましたw。


何だ何だ何だ、この楽しい動物園は!

基本的にわたしは動物園行ってもほとんどカワウソしか撮らないのですが、みさき公園は違いましたね。ぐぐぐっと、向こうから撮らせてきますね、ここは。ちょっとこういうの、他では味わえない感覚です。単に自分と相性がいいだけなのか。


・・・

というわけで、すっかり浮気してふらふらとカワウソ展示まで帰ってきました。

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あ、おかえんなさーい。


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ぴゃ!ピャ!


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ぴゃ!


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み゛〜!


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ぴゃ!


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ぴゃ!


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ぴゃ!

こうして見ると、レオンは常に吼えてますね。どうやら昼寝から目覚めて、お腹がすいているようです。なっちゃんは比較的、冷静ですw。

つづきます。



【追記 2010.11.24】

信頼できるカワウソ筋から、ハクの年齢と血縁関係についてご教示いただいたので、記述を修正しました。いつも情報ありがとうございます。

おやすみ前にこの一冊・・・
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東京書籍刊『カワウソ』をお買い上げくださいましてありがとうございます。おかげさまで何と4刷!

「カワウソなび」の最新情報はこちらをどうぞ↓


Where captive otters live in Japan.

 Otter holding facilities in Japan

動物園・水族館・生息地

[動物園・水族館・生息地ごとの記事アーカイブ。カワウソ中心ですが、たまにほかの動物も出ます]

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Junichi SATO

self portrait

[佐藤淳一]1963年生まれ。土木構造物と動物という、かけ離れた領域を行き来するあまり類を見ない写真作家。上の写真はベルリン地下鉄の駅の壁に貼ってあった「ハンケンスビュッテルかわうそセンター」のポスターを撮ったもの(2005年)。意図せず自分も写り込んでしまったので、公式セルフポートレートに認定。光学的にカワウソと一体化しています。

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フィギュアはシュライヒが造りがいいですね(なぜか最近すごい値段になってる!)。
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かわうそ3きょうだい そらをゆく (にじいろえほん)
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かわうそ3きょうだいのふゆのあさ (えほんひろば)
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ぼく、およげないの
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ニホンカワウソ―絶滅に学ぶ保全生物学
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The Ring of Bright Water Trilogy: Ring of Bright Water, The Rocks Remain, Raven Seek Thy Brother
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椋鳩十全集〈20〉カワウソの海
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ガンバとカワウソの冒険 (岩波少年文庫)
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河合雅雄の動物記〈2〉カワウソ流氷の旅
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・・・
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ドボク・サミット
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恋する水門―FLOODGATES

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Das Otterhaus 【カワウソ舎】