Das Otterhaus 【カワウソ舎】

生きることは、見ること。写真作家・佐藤淳一が動物園水族館と生息地を訪ねます。カワウソがいてもいなくてもひたすら訪ねます。

井の頭カワウソ・最近のはなちゃん

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実は最近でもないんですが・・・正確に書くと先月のはなちゃん。いうまでもなく井の頭自然文化園のユーラシアカワウソです。

前回↓は何と何と、はなちゃんの井の頭デビューレポ! あれ以来、書いてなかった。近所すぎると書かなくなるんすねー。

Das Otterhaus 【カワウソ舎】 | 井の頭カワウソ!

いやいやいや、何かむちゃくちゃ昔だわこれw


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ちょっとお久しぶりですがお元気にしてました?


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あんただれ? な目線いただきました。無理もないです。


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で、上陸、と。


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こなれましたね、いろいろと。


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ふが。


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真正面勝負だ!


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お次は対岸のステージへ。


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ん?


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後ろ足が自由に使えていいなあ・・・


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ふぇ〜っ


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そこから毛皮メンテモードに。


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あれ?


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まだ見てますの?


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いやん


・・・


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場所を変えて続きます。


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寒くないすか?


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お、そろそろ・・・


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ごはんの時間だ!


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先にお肉をいただいて、


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魚の切り身をゆっくり平らげます。


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というわけで、最近のはなちゃんでした。オチなしですいません。

カワウソ好きのみなさま、どうか良いお年を!





カワウソセンター再訪

[ The final report of this summer otter trip is Otter-Zentrum in Hankensbüttel. All photos were also taken in the end of Aug. 2018. And this second visit after 6 years was helped by Dr. Hans-Heinrich Krüger of Otter-Zentrum. Many thanks to him! ]

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というわけでこの夏の訪問記の最後は、ドイツのハンケンスビュッテル・カワウソセンター(Otter-Zentrum)です。前回はじめて訪ねたのが2012年のことでした。

カワウソをはじめとするイタチ科動物の研究拠点に付属する展示施設ですが、一般には「イタチ科しかいないちょっと変わった動物園」ということで有名です。

詳細な紹介については、以下のリンクから6年前の記事をお読みください。調子に乗って7本も書いとったw

Das Otterhaus 【カワウソ舎】 | ヨーロッパケナガイタチ・ドイツカワウソセンター

Das Otterhaus 【カワウソ舎】 | アナグマ、オコジョ、ミンク・ドイツカワウソセンター

Das Otterhaus 【カワウソ舎】 | マツテン・ドイツカワウソセンター

Das Otterhaus 【カワウソ舎】 | ムナジロテン・ドイツカワウソセンター

Das Otterhaus 【カワウソ舎】 | ユーラシア展示その1・ドイツカワウソセンター

Das Otterhaus 【カワウソ舎】 | ユーラシア展示その2・ドイツカワウソセンター

Das Otterhaus 【カワウソ舎】 | ユーラシア展示その3・ドイツカワウソセンター



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オコジョです。


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小さくてすばやいのでカワウソより撮影の難易度は高いですが、この展示では普通に撮れてしまいます。本当に見やすく作られてます。


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目がオコジョに慣れてくると、なんかカワウソが巨大に感じる。


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ここ「カワウソの池」の風景は6年前とぜんぜん変わってないようですが、倒木があったりしてちょっとワイルド感が増したかも。


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もうすごごはんだ


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いけー


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もらった〜♪



それぞれの動物の給餌&解説の直前を狙って順に撮影していきます。次はムナジロテン。

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お、出迎えありがと。


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ほれぼれするイタチっぷり。


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このムナジロテンの納屋展示は、さすがにちょっとくたびれてきました。でも本物の納屋だって6年もすればいろいろ経年劣化するしね。



つぎ「カワウソの小川」行きます!

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デッキ下の地下観察窓から。まだお客さん来ないと思ってくつろいでますね。


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ん、仕事か!


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いらっしゃい


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耳とヒゲに水草がついとるよ。


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ここの水路はほんとに見事です。


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自然河川にしか見えません。


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切り身いただき


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カワウソが出てないときは、説明板左下のQRコードからスマホでビデオを見てね。


つぎ、ヨーロッパケナガイタチ。

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釣りですかw


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ポーズ決まった!


そいでもってつぎはマツテン。

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ムナジロテンやケナガイタチが愛嬌たっぷりなのに対し、マツテンの魅力はこのツンデレ感。


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おやこんなところにたべものが


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ここにもあるぞ


で、だいたい最後に「カワウソの滝」です。ミンクとアナグマは省略しましたごめんね。

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おくつろぎのところお邪魔します。


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ここの展示、最後のポイントなのでお客さんはこの滝のところしか見ない傾向がありますが、実は周りが結構広いことに気づきました。


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なんか視線を感じます。


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あらそんなところにw


というわけで、行くのに結構たいへんなハンケンスビュッテルなのですが、その環境の良さを再認識しました。今回写真出してませんが、鳥の出なんかもやはり都市部とは全く違う感じでした。


シュヴェリーンカワウソ・その2

[ Thank you fo waiting as always :) Continuing report of the exhibition of Eurasian otters at Zoo Schwerin. ]

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お待たせしました。シュヴェリーン動物園のユーラシアカワウソのつづきです。


シュヴェリーン動物園の特徴をひとことで言い表すのはむずかしいのですが、たとえばこんなところが面白いかも。

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一般に小さな動物は狭いところで展示されるものです。たとえばこのオグロプレーリードッグ、どこの動物園でも放飼場はそれなりの広さだと思う。うっかり広いところに入れたりすると、見えなくなるからです。


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でもここでは何と、放し飼いなのだった。

左奥が広大な水鳥エリアで、右奥がこの地方の農家で飼われているような家畜や家禽の展示エリアです。その手前の広場に、ご覧の通りプレーリードッグの巣穴がボコボコと開いています。とってもおおらかです。


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マガモ(だと思う)なんかも野生なんだか飼育ものなんだかわかんない感じで、園路をうろうろしてます。


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さすがにこれはうろうろしません。



・・・



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カワウソに戻ってきました。フィーディングタイムだよー!


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@・@
目が離れている方の個体ですね。


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さかなください    くれくれ


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2頭でより強くアピール。


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あーっとそれじゃなくてもっとおっきいやつ


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そわそわ


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それそれ!


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〜♪


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うまうま


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つぎっ!


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よっしゃ


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いただき〜


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ちょっとかたいな


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んんっ?


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まだあるの?


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おわりかい


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くったくった     ねむいかも


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食後の昼寝というか運動というか・・・


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お向かいのヒグマ放飼場にはお年寄りオオカミも同居してます。クマが寝室に入ると出てきます。


というわけで一日中雨ではありましたが、すばらしい展示を見ることができました!
次回は6年ぶりのドイツ・カワウソセンター。今週中に更新するぜ〜。


おやすみ前にこの一冊・・・
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東京書籍刊『カワウソ』をお買い上げくださいましてありがとうございます。おかげさまで何と4刷!

「カワウソなび」の最新情報はこちらをどうぞ↓


Where captive otters live in Japan.

 Otter holding facilities in Japan

動物園・水族館・生息地

[動物園・水族館・生息地ごとの記事アーカイブ。カワウソ中心ですが、たまにほかの動物も出ます]

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Junichi SATO

self portrait

[佐藤淳一]1963年生まれ。土木構造物と動物という、かけ離れた領域を行き来するあまり類を見ない写真作家。上の写真はベルリン地下鉄の駅の壁に貼ってあった「ハンケンスビュッテルかわうそセンター」のポスターを撮ったもの(2005年)。意図せず自分も写り込んでしまったので、公式セルフポートレートに認定。光学的にカワウソと一体化しています。

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キュイキュイ書房
カワウソ本とカワウソグッズの密林セレクトショップ♪

かわうそ店長、とってもハマります。すでに9巻まで出てるよ。

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2014-10-16


酒ケーキもいいんだけど、せんべいの方がもっといいよ獺祭。

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旭酒造 獺祭 煎餅 だっさい せんべい 山田錦の砕米で作りました 30枚入り [その他]
旭酒造


世界13種のカワウソが網羅されているすばらしい入門書が出ました。写真もいっぱい!

Otters of the World
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ハンザのぬいぐるみが各種、買えるようになってますよ。
カワウソ No.3320
カワウソ No.3320 [おもちゃ&ホビー]


フィギュアはシュライヒが造りがいいですね(なぜか最近すごい値段になってる!)。
Schleich シュライヒ カワウソ
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かわうそ3きょうだい そらをゆく (にじいろえほん)
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かわうそ3きょうだいのふゆのあさ (えほんひろば)
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かわうそ3きょうだい (えほんひろば)
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空がレースにみえるとき (ほるぷ海外秀作絵本)
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ぼく、およげないの
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ニホンカワウソ―絶滅に学ぶ保全生物学
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Otter (Animal)
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Otters: Ecology, Behaviour And Conservation (Oxford Biology)
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カワウソと暮らす (富山房百科文庫 (34))
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The Ring of Bright Water Trilogy: Ring of Bright Water, The Rocks Remain, Raven Seek Thy Brother
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椋鳩十全集〈20〉カワウソの海
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ガンバとカワウソの冒険 (岩波少年文庫)
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河合雅雄の動物記〈2〉カワウソ流氷の旅
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・・・
わたしの本も、ついでにいかがでしょう?


カワウソ

おそらく日本初の、カワウソだけ写真集


ドボク・サミット
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みんなで作ったドボク本



恋する水門―FLOODGATES

一家に一冊!世界初の水門写真集


Das Otterhaus 【カワウソ舎】