Das Otterhaus 【カワウソ舎】

生きることは、見ること。写真作家・佐藤淳一が動物園水族館と生息地を訪ねます。カワウソがいてもいなくてもひたすら訪ねます。

蔵出し2013冬・その1・須磨ラッコ!

[ Sea otter at Kobe Municipal Suma Aqualife Park. These photos are taken in July this year. First one is 19 year old male. And the next pair is 13 years and 14 years old. Their keeper use a handy camera during open feeding. So we can watch how otters catch foods frontally by a monitor beside the exhibit. ]

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今日から冬の蔵出しシリーズを始めます。その1は、神戸市立須磨海浜水族園のラッコです。2013年7月の撮影。


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19歳のオス、トコさん。


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登場!


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トコ先生、いきなりマド掃除ですか?


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ちょっと〜ごはんもっといで〜


さすがは長老。貫録十分ですな。



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若者はこの2頭。ラッキーは新潟から出張中。


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で、これはどっちだろう? 歳が同じぐらいなので、よほど特徴のある顔でないと、わたしは水上写真では区別がつきません。→明日花だそうです


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と、ここまで書いててようやく違いを発見。明日花 ラッキーには鼻の左に黒い部分があります。つまりこれは明日花 ラッキー


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これも明日花 ラッキーですね!


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空っぽだよ。

これは首がゴツいので、ラッキーでしょうw これはどっちだろ?→ラッキーで当たりでした


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須磨のラッコ館では、お食事タイムをラッコ正面からハンディカメラで写し、水槽横にあるモニターででっかく見せてくれます。これは映像的に迫力もあって、なかなかおもしろい仕掛けです。


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食い足りないラッキー 明日花


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明日花ちゃん ラッキーくん、デザートはゲソかいなw


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食べた食べた ←ラッキー


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おクチの中をそうじするよ〜 ←ラッキー


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あら、見られてた〜 ←ラッキー



ちょっと休憩。外行ってきます。



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いえ〜い!


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ジャ〜ンプ!


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ところでラッコの説明コーナーにはこのような展示も。ラッコがどんだけ食べまくるか、直感的にわかりますね。


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ふたたびラッキー 明日花。もうすぐ3回目のお食事タイムでそわそわ。


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はらへった〜 ←明日花


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明日花ちゃん ラッキーくんは陸上でおねえさんからもらいます。


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はよちょーだいっ! ←ラッキー


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イカ耳ジャンプもするよ! ←ラッキー




【追記 2013.12.24】
すいません。明日花とラッキー、逆だそうです! ご指摘ありがとうございました。

【追記 2013.12.24 -2】
念のため、全部の写真に個体名を入れました。


  • Posted by jsato
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  • 18:05 | Edit

うみたまラッコ・残った貝殻

[ Oita Marine Palace Aquarium Umitamago announced that their Sea otter named Tetsuo died suddenly at 14 years old on Apr. 30. I'm sorry to hear that Tesuo was the last Sea otter at the aquarium. May his soul be at peace. ]

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大分マリーンパレス水族館うみたまごのラッコ、テツオが亡くなりました。


大分マリーンパレス水族館「うみたまご」 | お知らせ | 2012/5/2

ラッコのテツオが永眠しました
4月30日17時すぎ、ラッコのテツオが「敗血症による急性多臓器不全」のため亡くなりました。
テツオは14歳で、当館で飼育されていた繁殖個体のラッコの中では2番目に長い寿命でした。水槽の中から愛橋たっぷりに手を振る姿や、貝をガラス張りの水槽で割る姿がとてもかわいらしく、人懐っこい性格からお客様の人気も高いラッコでした。30日の2回目の給餌から急に摂餌しなくなり、経過を見ながら給餌の工夫を行なっていましたが、飼育スタッフの思いも届かず、最悪の結果になってしまったことが非常に残念でなりません。テツオはうみたまごで展示する最後のラッコでした。

テツオ、私達スタッフと多くのお客様に癒しと感動を与えてくれて本当にありがとう。
安らかに眠ってください。





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・・・


なにしろわたしはたった1回、ちょろっと撮らせてもらっただけなので、前回の記事を含めてろくな写真がありません。ここはぜひ龍王さんの愛情あふれる追悼記事で、在りし日の魅力的なテツオの姿を偲んでください。


いままでありがとう テツオ - マニアックアニマル




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行ってしまった。


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ウチムラサキの貝殻、置いてっちゃったよー。

  • Posted by jsato
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  • 02:18 | Edit

鹿児島ラッコ・チェリーさん

[ Kagoshima Aquarium keeps one female Sea otter namaed Cherry. Let's take a little look at her daily life. ]

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かごしま水族館のラッコ。チェリーさん。1998年10月搬入。つまり野生個体なので生年月日がわかりません。アラスカから来ました。


この記事によると、チェリーはアメリカから日本に輸入された最後の1頭。その後サンシャインに2003年に入ってるけど、彼らはロシア生まれなので。

朝日新聞デジタル:消えゆくラッコ…水族館の飼育数激減 繁殖や輸入難しく - 社会

ラッコ消滅問題、いよいよ大変なことになってきた・・・



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今日もプカプカ。


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ん〜


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んん〜


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いないいない・・・


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やあ♪


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ぐぎょごぉわきぇ


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ふっふ〜


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お顔のグルーミング完了!


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ちょっと上陸。


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あら、もうごはんタイム?


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ていねいな解説付きの公開フィーディングはお客さんでいっぱい。


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あら?ゲソですの?


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別のがいいんですけど。


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わーい(実際の給餌の順番とは異なります)。


・・・


水槽の前にはこんなのが。

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どーん。


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いらっしゃい。


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何の表示もないのですが、昨年亡くなったカイくんでしょうか。


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以前はこんな詳細な説明板があったのですが。(撮影:2010.7.14)*クリックで拡大します


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チェリーさんとカイくん(右)。(撮影:2010.7.14)


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おそらくカイくん。(撮影:2010.7.14) 間違ってたらごめん。わかりやすい識別ポイントがないんだけど、ふっくらしたチェリーさんに対して、カイくんはシュっとした細面。死してその皮を残す、というか剥製になってラッコの姿をわれわれに伝えてくれている。ありがとう。



うーん、それにしても1頭になっちゃったんだなあ・・・




【追記:2012.2.24】
らっこ!らっこ!ラッコ!のmunyさんが、剥製の件を館へ問い合わせてくださいました。この剥製はカイではないそうです。詳しくはコメント欄をどうぞ。


  • Posted by jsato
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  • 11:17 | Edit

おやすみ前にこの一冊・・・
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東京書籍刊『カワウソ』をお買い上げくださいましてありがとうございます。おかげさまで何と4刷!

「カワウソなび」の最新情報はこちらをどうぞ↓


Where captive otters live in Japan.

 Otter holding facilities in Japan

動物園・水族館・生息地

[動物園・水族館・生息地ごとの記事アーカイブ。カワウソ中心ですが、たまにほかの動物も出ます]

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Junichi SATO

self portrait

[佐藤淳一]1963年生まれ。土木構造物と動物という、かけ離れた領域を行き来するあまり類を見ない写真作家。上の写真はベルリン地下鉄の駅の壁に貼ってあった「ハンケンスビュッテルかわうそセンター」のポスターを撮ったもの(2005年)。意図せず自分も写り込んでしまったので、公式セルフポートレートに認定。光学的にカワウソと一体化しています。

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フィギュアはシュライヒが造りがいいですね(なぜか最近すごい値段になってる!)。
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ニホンカワウソ―絶滅に学ぶ保全生物学
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カワウソと暮らす (富山房百科文庫 (34))
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The Ring of Bright Water Trilogy: Ring of Bright Water, The Rocks Remain, Raven Seek Thy Brother
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椋鳩十全集〈20〉カワウソの海
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ガンバとカワウソの冒険 (岩波少年文庫)
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河合雅雄の動物記〈2〉カワウソ流氷の旅
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・・・
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