Das Otterhaus 【カワウソ舎】

生きることは、見ること。写真作家・佐藤淳一が動物園水族館と生息地を訪ねます。カワウソがいてもいなくてもひたすら訪ねます。

円山どうぶつ・ウメキチ!

[ Playful Malayan sun bear at Sapporo Maruyama Zoo. This five years old male bear named Umekichi is exhibited near the ASCO enclosure. ]

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先月末の札幌市円山動物園です。はやく上げないとまた月が変わってしまうぞ。


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前回のコツメカワウソが展示されているのが熱帯雨林館ですが、同じ部屋にはありえない近さにマレーバクがいます。こちらはお食事中のワカバちゃん。


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そしてかっこいい鳥、カンムリシロムク。


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白地に青って、ぜったいありえないカラーリングだよなあ。ぜったい専属デザイナーとか付いてる。


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そして、マレーグマの大将、ウメキチくん。上野出身、5歳。

多くの動物園のマレーグマはうろうろ動き回っているだけですが、ウメキチは違います。こどもの頃からやたらと好奇心旺盛で、ありえない行動に出てファンを湧かせてくれます。


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何かはじめました。


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ひょっとして、ドンゴロス着たいの?


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オランウータンなども布かぶりが好きですが、たいていかぶった段階で満足します。


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ここまで着ようとするのはウメキチだけかもしれません。


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ちょっと休憩。


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ウメキチの問題点は、つぎつぎに興味の対象が飛び移ることです。明らかにオレンジ色のブイに目線が行っております。


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いや、そんなことではいけない。


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何とかこのドンゴロスを着てやるのだ。


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ごそごそ。


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全身運動になってます。


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うおりゃっ!


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こんなもんでどうだ。


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あれ?この穴は何かな?


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びろーん。


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やっぱり穴も気になる。


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あれ、何か見つけた。

これだけ一人遊びをしてくれると、見ている方も楽しくなります。「セルフ・エンリッチメント個体」という称号を贈ります。

こちらもどうぞ。

Das Otterhaus 【カワウソ舎】 | 葉っぱとウメキチ

Das Otterhaus 【カワウソ舎】 | 上野カワウソ・マレーシア仲間


ところで、ここ熱帯雨林館の欠点は、温度だけでもなく湿度も高いので、冬場はうっかり外から入れません(レンズが曇りまくります)。なので、計画的に出入りしないといけない。



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となりの高山館は、それほど温度差湿度差がないので安心ですね。


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この時期、レッサーパンダはむしろ外のほうがいいみたい。


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次回はお外の動物を。


とべカワウソ・ベビうそお披露目会!その2

[ Continuing story of Oriental small-clawed otter pups at Tobe Zoological Park of Ehime Prefecture. Let's take a look into their den and how they rear the pups. ]

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愛媛県立とべ動物園に戻ります。

現在、カワウソ展示は寝室と放飼場をつなぐドアが写真のように開放されており、マサピアが気が向くと出てきます。


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このドアから寝室内を覗くことができるのですが、こんな感じになりますね。奥でマサピの目が光る〜♪


で、もちろん2頭のベビうそも中でうろうろしてるはずなのですが、なにしろ暗いのでよく見えません。ごそごそと動きを感じたときにダメ元でシャッターを押したものを、後処理で見られるようにしてみました。軍事用赤外線暗視カメラみたいな絵ですが、なーにふつうのカメラの露出不足データを無理やりいじっただけですので。



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うはー、いますねベビうそ!


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奥の部屋から出たそうにしているベビうそと、引き止めるマサピ。


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くわえて移動。


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文字通り、目を光らせています。



寝室内は常に動きがあるわけではありません。2時間待ってごくたまに1分ぐらい動く・・・ぐらいのスローペース。動きのない時間はヒマヒマなので、お隣のレッサーパンダと遊びます。

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まいど。

この日は雨でした。雨宿りもついでにレッサーパンダ舎でw




あ、また動いてるぞ!



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ベビうそをくわえて、さらに奥の明るい部屋に移動しようとしています。


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宇宙人こっち見た!


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両親のガードが固くてベビうそは自由に動けないのであった。


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暗い部屋に戻ろうとしますが、


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マサピがくわえて戻します。


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こうして見ると、ベビうその移動はマサピが担当していることがわかります。ピアは警備担当とのことでしたが、実にそんな役割分担になっとりました。


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きみたちも大変だなあ。


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ぶぉ〜!


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雨なので、キリンはユウマだけ。お嬢さんたちは室内でぬくぬく。


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ふぃ〜


さて、雨ではありますが冬休み、しかも本年最後の営業日ってことで、今日もベビうそお披露目会をやるようです。やった!



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ん??? いつも気が付くとここにいるんだよなあ〜


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今日はお客さん少ないぞ


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今日のお客さんはどんなかなあ


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ん?


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ちょっと見てみ


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あそこに面白い顔の子供がおるやろ


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く〜くっくっく   ウケすぎじゃ


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ありゃ? もう時間ないやん


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ほな、つづきは来年!


お披露目会はその3につづきます。みなさまよいお年を!

円山カワウソ・はじめまして熱帯雨林♪ その2

[ Oriental small-clawed otter at Sapporo Maruyama Zoo's new exhibit. The new facility has not only Rain forest house but also Alpine house and Frigid house. ]

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札幌市円山動物園アジアゾーン、熱帯雨林館のコツメ、コチカちゃん!


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こちらはサン。


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プールになぜか金魚が。水草のとこ。見えますか?


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んんん〜?


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ぷはっ


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別に金魚を狩りたいわけではないようです。


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むしろ、左奥の方に興味がw


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行っちゃいましたよ。


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サンはアロワナを狩りたいようです。頼もしいやつです。


・・・


新施設をもうちょっと回ってみましょう。


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となりのワウワウテナガザル。


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ウメキチも新居だ。ガラスごしになってしまったのはちょっと残念だけど。


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熱帯雨林館の隣は高山館(こうざんかん)。レッサーパンダが室内の遊具で遊んでます。


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すごい人気。


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高山館の隣には寒帯館。ここの人気者はユキヒョウ。


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ユキヒョウに雪。梅に鴬、パンダに笹・・・


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しっぽに雪が〜♪


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えっへん


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え〜っへんっ


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でもお部屋に帰りたい


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ずっと降ってます。降りすぎなのでアムールトラは室内にいました。



・・・



熱帯雨林館に戻ります。


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サン&コチカがどこに隠れているか、のガイド。実は(2)と(3)の間の、擬木の上にいることも多かった。


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コチカ〜


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八重歯、というか犬歯がちょっと出ているのがコチカのチャームポイント。


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まだつづきます。


おやすみ前にこの一冊・・・
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東京書籍刊『カワウソ』をお買い上げくださいましてありがとうございます。おかげさまで何と4刷!

「カワウソなび」の最新情報はこちらをどうぞ↓


Where captive otters live in Japan.

 Otter holding facilities in Japan

動物園・水族館・生息地

[動物園・水族館・生息地ごとの記事アーカイブ。カワウソ中心ですが、たまにほかの動物も出ます]

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Junichi SATO

self portrait

[佐藤淳一]1963年生まれ。土木構造物と動物という、かけ離れた領域を行き来するあまり類を見ない写真作家。上の写真はベルリン地下鉄の駅の壁に貼ってあった「ハンケンスビュッテルかわうそセンター」のポスターを撮ったもの(2005年)。意図せず自分も写り込んでしまったので、公式セルフポートレートに認定。光学的にカワウソと一体化しています。

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キュイキュイ書房
カワウソ本とカワウソグッズの密林セレクトショップ♪

かわうそ店長、とってもハマります。すでに9巻まで出てるよ。

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こやまけいこ
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2014-10-16


酒ケーキもいいんだけど、せんべいの方がもっといいよ獺祭。

旭酒造 獺祭 煎餅 だっさい せんべい 山田錦の砕米で作りました 30枚入り
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旭酒造


世界13種のカワウソが網羅されているすばらしい入門書が出ました。写真もいっぱい!

Otters of the World
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ハンザのぬいぐるみが各種、買えるようになってますよ。
カワウソ No.3320
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フィギュアはシュライヒが造りがいいですね(なぜか最近すごい値段になってる!)。
Schleich シュライヒ カワウソ
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かわうそ3きょうだい そらをゆく (にじいろえほん)
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かわうそ3きょうだいのふゆのあさ (えほんひろば)
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空がレースにみえるとき (ほるぷ海外秀作絵本)
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ぼく、およげないの
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ニホンカワウソ―絶滅に学ぶ保全生物学
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Otter (Animal)
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Otters: Ecology, Behaviour And Conservation (Oxford Biology)
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カワウソと暮らす (富山房百科文庫 (34))
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The Ring of Bright Water Trilogy: Ring of Bright Water, The Rocks Remain, Raven Seek Thy Brother
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椋鳩十全集〈20〉カワウソの海
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ガンバとカワウソの冒険 (岩波少年文庫)
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河合雅雄の動物記〈2〉カワウソ流氷の旅
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・・・
わたしの本も、ついでにいかがでしょう?


カワウソ

おそらく日本初の、カワウソだけ写真集


ドボク・サミット
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みんなで作ったドボク本



恋する水門―FLOODGATES

一家に一冊!世界初の水門写真集


Das Otterhaus 【カワウソ舎】