
これまでのロンキエール。
ロンキエール(1)
ロンキエール(2)
ロンキエール(3)
ようやく上部運河まで上がってきたと思ってほしい。上部の構造物は下部と同じデザインだが、高いコントロールタワーとビジターセンターが付加されていて、観光客もたむろしていたりするような場所だ。高架のようになったレールの上を、今日も赤い水槽がごろごろと行き来する。
ところで、ロンキエールは全体的にはどんな形をしているのか、なかなかとらえどころがないのだが、ひょんなところに全体像がピクト化されているのを発見。

工場のピクトの方しか目に入らないようじゃあこの世界、まだまだだよ。
ロンキエール Ronquieres と書いてあるところの右のごにょごにょに注目。

ほら、かわいいでしょ。
でもこれじゃ何が描かれているのやらさっぱりわからんよな。いや、地元の人はこのピクト一発でわかるのかもしれない。地元の人しかわかんないピクトグラム。そういうものの「通」に、わたしはなりたい。
さーてロンキエール、ちゃんと紙で見たい人はぜひこれを。早くしないと売り切れるかもだぞ。他にもテムズ川河口の海上砲台の遺構とか柳京ホテルとかチェルノブイリとか、とにかく濃い本。
