Das Otterhaus 【カワウソ舎】

生きることは、見ること。写真作家・佐藤淳一が動物園水族館と生息地を訪ねます。カワウソがいてもいなくてもひたすら訪ねます。

南知多カワウソ・くもりアクリル

[ A pair of small-clawed otter is living in Minamichita Beachland Aquarium. Regrettably, the window glass of otter exhibition is very foggy. So I could not get clear photos. ]

111206_01
南知多ビーチランドのコツメカワウソ。1か月ほど前の様子。


111206_02
カワウソ展示は、メインの展示棟のどっぱずれの出口にあって、何というかちょっと場末な雰囲気。


111206_03
しかも水あかなのか、キズなのか、アクリルが思いっきり曇りまくっていて、まあ普通に撮るとこんな感じになってしまう。


111206_04
うーん、何とかしてほしいぞ。


111206_05
曇りを抜くために高度な画像処理(笑)を施してしてたら、何だかめちゃくちゃな色になってしまった。もう色は抜いちまおう。どうせカワウソだけのどアップ写真だし、みんな色はわかってるよね。


111206_06
しかしこのペアはなかなか仲がよろしい。実にラブラブ。


111206_07
こっちがオスのユズ。紹介パネルには1998年6月3日生まれとありました。コツメにしては大きな鼻が特徴で、ちょっとカナダカワウソみたいな風貌。


111206_08
そして、おとななのにタラコくちw。


111206_09
「ほっとけ!」


111206_10
パートナーのミサキちゃん。1994年3月7日生まれとあります。ユズより年上だ。


111206_11
もうお歳だけど、なかなかの美獺。


111206_12
この角度から撮るとちょっと曇りが避けられるかな。ここから色、戻しときます。


111206_13
いろいろと事情はあるんでしょうけど、もっと展示にプライドを持ってほしいと思うんだ。水族館魂ってのは、曇ったアクリルなんか絶対に許さないもんだと思ってた。


・・・と、悪口を書いたところで南知多のブログを見たら、カワウソが展示替えしたとのこと!

南知多ビーチランド/飼育員ブログ | こんなところに!

アクリルの曇りがどうなったかは何も書いてないんだけど、少しずつでもカワウソ展示を何とかしようとしてくれていることがわかって、ちょっとうれしくなった。



【追記 2011.12.30】
何とミサキが12月26日に、ユズがその翌日に亡くなったのだと。ミサキは17歳と長寿だったとはいえ、やはり悲しいです。あいつら、最後までほんとに仲良しだったのだなあ。

南知多ビーチランド/飼育員ブログ | 訃報

合掌。
そして、きっちり公表してくれてありがとう。>南知多ビーチランド

おやすみ前にこの一冊・・・
160px_kawauso_book
東京書籍刊『カワウソ』をお買い上げくださいましてありがとうございます。おかげさまで何と4刷!

「カワウソなび」の最新情報はこちらをどうぞ↓


Where captive otters live in Japan.

 Otter holding facilities in Japan

動物園・水族館・生息地

[動物園・水族館・生息地ごとの記事アーカイブ。カワウソ中心ですが、たまにほかの動物も出ます]

月別アーカイブ
カテゴリ別アーカイブ
記事検索
タグ絞り込み検索
Junichi SATO

self portrait

[佐藤淳一]1963年生まれ。土木構造物と動物という、かけ離れた領域を行き来するあまり類を見ない写真作家。上の写真はベルリン地下鉄の駅の壁に貼ってあった「ハンケンスビュッテルかわうそセンター」のポスターを撮ったもの(2005年)。意図せず自分も写り込んでしまったので、公式セルフポートレートに認定。光学的にカワウソと一体化しています。

 Biography + Bibliography
(展覧会と各種掲載リスト)


 Floodgates

 Twitter : otterhaus
 Facebook : otterhaus
 Tumblr : otterhaus
 Tumblr : otterhausanbau
 Flickr : Otterhaus

* 依然として記事の内容に無関係なスパム的書き込みが多いため、各記事に対する新規コメントは現在、受け付けておりません。ご連絡はFacebook、Twitterをご利用いただければ幸いです。


キュイキュイ書房
カワウソ本とカワウソグッズの密林セレクトショップ♪

かわうそ店長、とってもハマります。すでに9巻まで出てるよ。

かわうその自転車屋さん 1 (芳文社コミックス)
かわうその自転車屋さん 1 (芳文社コミックス) [コミック]

こやまけいこ
芳文社
2014-10-16


酒ケーキもいいんだけど、せんべいの方がもっといいよ獺祭。

旭酒造 獺祭 煎餅 だっさい せんべい 山田錦の砕米で作りました 30枚入り
旭酒造 獺祭 煎餅 だっさい せんべい 山田錦の砕米で作りました 30枚入り [その他]
旭酒造


世界13種のカワウソが網羅されているすばらしい入門書が出ました。写真もいっぱい!

Otters of the World
Otters of the World


ハンザのぬいぐるみが各種、買えるようになってますよ。
カワウソ No.3320
カワウソ No.3320 [おもちゃ&ホビー]


フィギュアはシュライヒが造りがいいですね(なぜか最近すごい値段になってる!)。
Schleich シュライヒ カワウソ
Schleich シュライヒ カワウソ


かわうそ3きょうだい そらをゆく (にじいろえほん)
かわうそ3きょうだい そらをゆく (にじいろえほん)


かわうそ3きょうだいのふゆのあさ (えほんひろば)
かわうそ3きょうだいのふゆのあさ (えほんひろば)


かわうそ3きょうだい (えほんひろば)
かわうそ3きょうだい (えほんひろば)


空がレースにみえるとき (ほるぷ海外秀作絵本)
空がレースにみえるとき (ほるぷ海外秀作絵本)


ぼく、およげないの
ぼく、およげないの


ニホンカワウソ―絶滅に学ぶ保全生物学
ニホンカワウソ―絶滅に学ぶ保全生物学


Otter (Animal)
Otter (Animal)


Otters: Ecology, Behaviour And Conservation (Oxford Biology)
Otters: Ecology, Behaviour And Conservation (Oxford Biology)


カワウソと暮らす (富山房百科文庫 (34))
カワウソと暮らす (富山房百科文庫 (34))


The Ring of Bright Water Trilogy: Ring of Bright Water, The Rocks Remain, Raven Seek Thy Brother
The Ring of Bright Water Trilogy: Ring of Bright Water, The Rocks Remain, Raven Seek Thy Brother


椋鳩十全集〈20〉カワウソの海
椋鳩十全集〈20〉カワウソの海


ガンバとカワウソの冒険 (岩波少年文庫)
ガンバとカワウソの冒険 (岩波少年文庫)


河合雅雄の動物記〈2〉カワウソ流氷の旅
河合雅雄の動物記〈2〉カワウソ流氷の旅

・・・
わたしの本も、ついでにいかがでしょう?


カワウソ

おそらく日本初の、カワウソだけ写真集


ドボク・サミット
ドボク・サミット

みんなで作ったドボク本



恋する水門―FLOODGATES

一家に一冊!世界初の水門写真集


Das Otterhaus 【カワウソ舎】