Das Otterhaus 【カワウソ舎】

生きることは、見ること。写真作家・佐藤淳一が動物園水族館と生息地を訪ねます。カワウソがいてもいなくてもひたすら訪ねます。

若様詣とお正月多摩うそ

[ African elephant and Oriental small-clawed otter at Tama Zoological Park. ]

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とべのどじょうタイムをお送りする予定でしたが、今日は多摩動物公園に新年のごあいさつに出かけたので、その様子をちょっとご覧ください。


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元気いっぱいの若様こと、砥夢くん。耳の端が黒いのは、これはやはりオリーブオイルですねw


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あーあ、またぁ・・・


どうしたのでしょう? チーキおばちゃんが困った顔をしていますよ。


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若様が降りているゲートをくぐって、お部屋に戻ろうとしています。これじゃあゲートの意味がないw


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チーキさん、若様に戻るように説得しているようです。


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あら、素直に出てきた。



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チーキさんの言うことは聞くのですね。


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ふぃ〜


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なんかつまんないな〜


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あ、ミカンが来た!


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たくらみ顔の若様。


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おばちゃ〜ん、なにやってんの〜?


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竹をもらったようです。


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たけもらったぁ〜♪ (鼻とキバの間にはさんでいます)


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いぇ〜い、たけっ!


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たけたけ!


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えいっ!


チーキさんの方へ飛んでいきました。



・・・



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一方、こちらはカワウソ舎。


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一家の主、ゴンタくんはあいかわらずの貫録ですね。


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みんなが昼寝をしていると、何やら物音が・・・


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ドジョウです。お正月特別サービスでしょうか?


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ドジョウまて〜


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まて〜


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お客さんも大喜び!

というわけで、今年も多摩は楽しくなりそうです。


さて、すでにご存知の方も多いと思いますが、2月に多摩動物公園でコツメカワウソがテーマの講演会があります。

2/15「カワウソ講演会──コツメカワウソのこれから」開催 | 東京ズーネット

ご興味のある方は、ぜひ聞きにいらしてくださいね。

おうちに帰ろう♪

[ We are coming back home! At Tama Zoological Park. ]

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そわそわ


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開いた〜!


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ぞろぞろ


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閉めるよ〜!


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おつかれさま


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そわそわ


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気になる気になる


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ま、行こうよ


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ちょっと待ったー


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いいっていいって


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そっちじゃないよ


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父ちゃん何やってんの


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帰るよ


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帰ればごはん!みんなでごはん!


多摩カワウソ・ご報告と飼育の日

[ Oriental small-clawed otters at Tama Zoological Park. It was rainy Sunday but was held special keeper's talk event. ]

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多摩動物公園のコツメカワウソですが、今日はその前にご報告が。


昨年11月に、ちばZOOフェスタで販売した「日本の動物園水族館カワウソ個体別ポスター」の売り上げの一部、というかほとんどを、多摩動物公園のコツメカワウソ個人サポーター資金として投入しました。


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証拠写真w(ウォッチングセンターのカフェに貼り出されてます)

本当は日本の飼育カワウソ全体のために使いたいなどとビッグなことを考えていました。しかし3億円ぐらいあるのならともかく、決して巨大な金額ではないお金の使い道って限られてきます。お金はもらうよりあげる方が難しいぜ、なんてすごいことが言えるような立場になっている自分にびっくりですが、案の定、小口の寄付を引き受けてくれそうなところがなく、だったら千葉市動物公園に、と思ったら千葉ズーはサポーター制度自体、やめちゃうしで。いっそ「獺祭純米大吟醸50」を3本買って終わりに(いちおうカワウソ関係に使ったということで)しようかと思った時期もありましたが結局、ご近所コツメの多摩ズーに受け取ってもらうことにしました。

みなさんからいただいた浄財を「個人サポーター」のお金として使うのも変かなと思いましたが、寄付でいただいたのではなく、あくまでポスターを買っていただいた代金を活用しましたという形なので、納得いただけると考えました。今後、わたしが個人サポーターとして享受することになる何らかのお楽しみ(あるのか?)は公開可能な限りこの場でご報告しますのでよろしく。

あ、もちろん何に使ってもらったか、もね。


・・・



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ということで、今日は飼育の日特別イベントのキーパーズトーク。日曜日なのにお客さんが極端に少なく(寒かった&天気予報が雨)心配してたら、始まる頃には格好がつく程度に人が集まりました。いつもなら群がるお客さんをさばきまくるカワウソチームボランティアのみなさんも、今日はむしろ客引きの方に力が入ってました。

ご覧のとおり、今からドジョウ投入が始まるというのに、肝心のゴンタファミリーはみんなヒーターの上でおだんごになって寝てます。


起きろ〜!


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キーパーさんがおだんごの上にまでワカサギをばらまいて、ようやくみんな起きだしましたが、最後まで寝てたのはこのひとだ。ゴンタ親父にこわいものなし。


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くわえタバコならぬ、くわえワカサギ。


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こまけえこたぁきにしねぇんだ


他のカワウソたちは営業に精を出します。


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ドジョウどこ〜?


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最近、木組みがやたら立派にどんどん高くなっています。浮かれたカワウソはどんどん上まで登ります。調子に乗ったキーパーさんがこの先どこまで木組みを高くするのか、ちょっとした見もの。


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うへ。


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うひょ。



ここいらで、ちょっくらキリンへ行ってこよっと。



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多摩でわたしがやらなきゃいけないことでずっと棚上げにしていることのひとつが、多摩キリン軍団の個体識別です。今日はお客さんが少ないので絶好のチャンス!


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1頭ずつ全身とお顔のどアップを撮影して、特徴をメモしていきます。


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何とか6頭目まで来たあたりで雨が強くなり・・・


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結局11頭がわちゃわちゃになってわけわかんなくなりまして、識別トライアル中止。
いまんとこ、いちばん小さいユリア(誰でもわかる)しかわかんない。先は長いよかなり。


・・・


雨がしのげるカワウソ舎に戻りましょう。

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たけったけ〜♪


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おれ、パンダ。


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竹たまらん竹。


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せっかく植え替えてもらった竹を、みんなで攻略してました。竹竿じゃないよ。植わってる竹ですこれ。


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おまえら、抜くんじゃねえぞ。
ゴンタ親父の一喝w




【追記:2012.4.24】
hotallさんの個体ファイル(個体識別祭りin多摩(1) - キリンと私)を参考にさせていただき、個体識別がかなりできるようになりました。それによると今回の3枚は、上からユズ、アミ、ナツキだと思われます。これで今まで「いっぱいいる!」で終わってた多摩キリン軍団に会いに行くのが楽しみになりました。しかしカワウソとキリンのかけもち撮影って、山越えがあるので体力的にはかなりハードだ。


おやすみ前にこの一冊・・・
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東京書籍刊『カワウソ』をお買い上げくださいましてありがとうございます。おかげさまで何と4刷!

「カワウソなび」の最新情報はこちらをどうぞ↓


Where captive otters live in Japan.

 Otter holding facilities in Japan

動物園・水族館・生息地

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Junichi SATO

self portrait

[佐藤淳一]1963年生まれ。土木構造物と動物という、かけ離れた領域を行き来するあまり類を見ない写真作家。上の写真はベルリン地下鉄の駅の壁に貼ってあった「ハンケンスビュッテルかわうそセンター」のポスターを撮ったもの(2005年)。意図せず自分も写り込んでしまったので、公式セルフポートレートに認定。光学的にカワウソと一体化しています。

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キュイキュイ書房
カワウソ本とカワウソグッズの密林セレクトショップ♪

かわうそ店長、とってもハマります。すでに9巻まで出てるよ。

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酒ケーキもいいんだけど、せんべいの方がもっといいよ獺祭。

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旭酒造 獺祭 煎餅 だっさい せんべい 山田錦の砕米で作りました 30枚入り [その他]
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世界13種のカワウソが網羅されているすばらしい入門書が出ました。写真もいっぱい!

Otters of the World
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ハンザのぬいぐるみが各種、買えるようになってますよ。
カワウソ No.3320
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フィギュアはシュライヒが造りがいいですね(なぜか最近すごい値段になってる!)。
Schleich シュライヒ カワウソ
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かわうそ3きょうだい そらをゆく (にじいろえほん)
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かわうそ3きょうだいのふゆのあさ (えほんひろば)
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かわうそ3きょうだい (えほんひろば)
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空がレースにみえるとき (ほるぷ海外秀作絵本)
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ぼく、およげないの
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ニホンカワウソ―絶滅に学ぶ保全生物学
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Otter (Animal)
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Otters: Ecology, Behaviour And Conservation (Oxford Biology)
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カワウソと暮らす (富山房百科文庫 (34))
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The Ring of Bright Water Trilogy: Ring of Bright Water, The Rocks Remain, Raven Seek Thy Brother
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椋鳩十全集〈20〉カワウソの海
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ガンバとカワウソの冒険 (岩波少年文庫)
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河合雅雄の動物記〈2〉カワウソ流氷の旅
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・・・
わたしの本も、ついでにいかがでしょう?


カワウソ

おそらく日本初の、カワウソだけ写真集


ドボク・サミット
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みんなで作ったドボク本



恋する水門―FLOODGATES

一家に一冊!世界初の水門写真集


Das Otterhaus 【カワウソ舎】