日立市かみね動物園で、震災の5日後に生まれたライオンのお子たちに会ったことを忘れていた。7月に撮ったので、7月のライオン、だ。意味なくてすまん。

ウィル父ちゃん!

バルミー母ちゃん!

というわけです。つまりこの時点(2011年7月)で4月齢。
ちなみに去年の4月に会った、2009年10月に3頭生まれた子たち(すでに移動済み)の6月齢の様子はこちら。
Das Otterhaus 【カワウソ舎】 | GWネコ科スペシャル♪

おーい、キッズども!

にゃ〜ん!

微妙にというかとっくにカワイイ時期をはずしたかな、と思ったけどまだまだ十分イケてる。

みんな同じ顔だよねぇ。どうやって識別するんだこれ。

ちょっとこれはたまらん。たまらんけど、狙ったみたいなのであんまり撮りたくないようなアングル。

前足とか後ろ足とかしっぽとか・・・

基本的に、もうしっかりとしたライオンのお顔になっていた。

かと思うとこんなプレイもしたりで、

チビレオたまらん。

ネコっぽいからかわいい、っていうのとちょっと違うんじゃないだろうか。大型ネコ科動物の魅力って、ネコっぽさに還元できない何か独特のものがある。追われる側の草食動物が、その造形における過剰性をボリュームをそぎ落とす方向へ発揮させるのに対し、肉食動物の側は骨や肉を重厚になる方向へ盛りつけて行くのだ。いや、単に手足太いよな、って言いたかっただけだ。
あと結構、耳の大きさとその動きがポイントになっているようだ。っていったい何のポイントか?
ウィル父ちゃんが出てきたよ。





オチも大した動きもない5コママンガになってて申し訳ないのだけど、間違いなく最後は笑ってるように見える。ウィルのおかしさが遺憾なく発揮されている。お笑い系のライオンっていいなあ。
というか、メスのライオンはみんなシリアスだが、オスはみんなお笑い系なんじゃないだろうか。ライオンのたてがみって今までヨロイカブトに付ける装飾の類で、それによって武勇っぷりを演出するものだと思っていたが、実はそうじゃないのかもしれない。だいたい狩りをするのはメスの仕事だし。だからたてがみって、ウケ狙いのかぶりものとか、サンバダンサーの背中の羽根とか、そういうエンタテインメント方面の機能を持つアイテムと考えても別にライオンの不利益にはならない。そう仮定すると、ライオンの見え方って結構変わってくる。いや、絶対そう見るべきだなんて言ってるわけじゃないよ。単に従来型の動物の見方をしたくないだけ。

とにかく、ウィルってほ〜っんと、いい表情してる。一度いっしょに飲みに行きたいぐらいだ。つまみはほらやっぱり、馬刺とかだろうか。

たてがみが潮風になびくよ〜♪