Das Otterhaus 【カワウソ舎】

生きることは、見ること。写真作家・佐藤淳一が動物園水族館と生息地を訪ねます。カワウソがいてもいなくてもひたすら訪ねます。

池田カワウソ・お花見どうぶつえん

[ Ikeda Zoo is a private zoo established more than 60 years ago. Today, their exhibits are rather old-style. But it makes me feel nostalgic especially in this cherry blossoms season. In my childhood, the zoo really has this kind of atmosphere. ]

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池田動物園がつづきます。


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晴天のカワウソラグーン。


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どアップ、チョコ丸。


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どアップ、チップ。


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眠くなったり・・・


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元気に暴れたり・・・


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春ですねー。シャボン玉も飛んでました。


ここいらで、園内を回ってお花見しましょう!

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メリーさん。


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メリーさんにえさをあげて鼻にさわろうイベント。


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つぎのかたど〜ぞ〜


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ベビワオが2頭、生まれました。


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じつに桜の似合う動物園です。なつかしい昭和の動物園風景ですね。


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むりやり桜を入れて撮ってますけど。


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言われないと桜とはわかんないと思いますけど。


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この場所からは、ももかちゃんを直接撮れるのだ。


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これはネットごし。


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実はキリンから桜までは、かなり遠いんです。



さて、お花見から戻ると・・・

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こういう状態にw


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写真写りの悪い金網ではありますが、カワウソの立場からしたら、立体移動のできる便利な壁なのかもしれない。


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ごはんが待ち遠しいようです。


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そわそわ。


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まだかな〜


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2頭分の目玉をすべて網の目にかからないように撮る必要があります。だからこれは失敗ですな。


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しかし、仲良しな父と子だね。


今年はいい季節に訪ねることができてよかったです。
また来ますね!

池田カワウソ・カワウソラグーン!

[ Ikeda Zoo made a special facility for ASCO last year. It's named Otter Lagoon. A shallow pool made by acrylic panel is set up above the passage. So visitors can watch otters' belly, paws and so on. This facility covers the difficulty to see animals due to their old enclosure, I think. ]

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お待たせしました。池田動物園の新施設、カワウソラグーンです。あ、カワウソが「お手洗い」から流れてくるわけではありません。そういうふうに見えるのは、わたしの撮り方が悪いためです。


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従来の施設からリニューアルオープンしたコツメカワウソ舎。新たにお客様側に飛び出したアクリルのプールを設置して、カワウソたちの泳ぐ姿や、形態などを近くでご覧いただけます。また毎週月曜日と木曜日の14:00からある「コツメカワウソのスポットガイド」ではカワウソたちの詳しい説明と一緒にドジョウを食べるところが見れるので特にオススメ♪


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頭上をカワウソが行き来しますので、


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こーんなところや、


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こーんなところが観察できます。


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これは水を入れ替えている途中で撮ったので、水位が下がりつつあるのですが、実はこのぴちゃぴちゃ状態の方がコツメには面白いのかも。


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そんなとこで遊んでると吸い込まれるよ。


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吸い込まれるよってばー。


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カワウソラグーン、かなり頑丈な構造です。


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前からある檻から、階段でアクセスできるようになっています。


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足裏の観察はおまかせ。


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ちょっと〜、ごはんちょうだ〜い ←カワウソラグーンの間違った使い方。


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このぐらいが満水位でしょうか。


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下が気になるようです。


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んんん〜?


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左がチョコ丸父ちゃん、右がチップ。


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ひたすら下が気になるのでした。


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ほーら、カワウソさん!


カワウソなのでいつも泳いでいるわけではありませんが、泳いでいるときはもちろん大人気です!
まだつづく〜。

池田カワウソ・ハズバンダリートレーニング

[ Oriental small-clawed otter (ASCO) at Ikeda Zoo. Visitors can watch that their keeper is doing husbandry training for ASCO. Gednerally, wire nettiing around enclosure isn't suitable for taking photo. But it has a little advantage for this kind of activity. ]

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池田動物園のコツメカワウソ、チップ(左)とチョコ丸(右)。


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池田動物園のカワウソ舎はいわゆる「ひし形金網」で、しかもそれが最近ステンレス化されたおかげで撮影がより難しくなりました。しかし、金網にもいい点がちょっとあって、それは動物が金網のそばまで寄ってくること。ものすごく近い距離で動物が観察できます。


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キーパーさんはコツメたちと遊んでいるわけではありません。これはコツメカワウソ向けのハズバンダリートレーニングの一場面で、お腹をつついても逃げないように馴らしているところです。健康管理や治療のために、カワウソに日常からそれらの行為を受け入れる準備をしてもらうわけです。たとえばお腹をつついてもいやがらないようにしておけば、カワウソを捕まえずに体温を測ったりすることなどができます。


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ハズバンダリートレーニングはもちろんこれだけではないのですが、金網越しのこの操作が写真としてわかりやすかったので、ご覧いただきました。


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ところでカワウソのハズバンダリートレーニングはあまり行われていない(少なくともお客さんの見える場所では)のですが、キリンのトレーニングは今ではあちこちで見ることができるようになりました。


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4月に入ったばかりで、この日は新人さんがターゲットトレーニングを担当していました。この場合、キリンが新人キーパーさんを逆にトレーニングしているようにも見えます。


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桜とももかちゃん。


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首をのばしても届く距離ではありません。


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メリーさんの後もほぼ満開の桜。


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カワウソに戻ります。葉っぱつきの竹を入れてもらいました。


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プールのお掃除直後、水がひたひたな時だけ見られる場面。


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ドンゴロモックで昼寝だ。


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先にチョコ丸父ちゃんが乗ってしまいました。


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うーん


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まぜてよ


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まぜてー


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ぐいぐい


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なに?      だめだー


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なにやっとんねん  ガジガジ


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ありゃ


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昼寝するよ


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ねむくなるねむくなる・・・


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ねたー


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さて、こちらは昨年登場した展示装置「カワウソラグーン」。詳細は次回。

おやすみ前にこの一冊・・・
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東京書籍刊『カワウソ』をお買い上げくださいましてありがとうございます。おかげさまで何と4刷!

「カワウソなび」の最新情報はこちらをどうぞ↓


Where captive otters live in Japan.

 Otter holding facilities in Japan

動物園・水族館・生息地

[動物園・水族館・生息地ごとの記事アーカイブ。カワウソ中心ですが、たまにほかの動物も出ます]

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Junichi SATO

self portrait

[佐藤淳一]1963年生まれ。土木構造物と動物という、かけ離れた領域を行き来するあまり類を見ない写真作家。上の写真はベルリン地下鉄の駅の壁に貼ってあった「ハンケンスビュッテルかわうそセンター」のポスターを撮ったもの(2005年)。意図せず自分も写り込んでしまったので、公式セルフポートレートに認定。光学的にカワウソと一体化しています。

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カワウソ本とカワウソグッズの密林セレクトショップ♪

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世界13種のカワウソが網羅されているすばらしい入門書が出ました。写真もいっぱい!

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フィギュアはシュライヒが造りがいいですね(なぜか最近すごい値段になってる!)。
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かわうそ3きょうだい そらをゆく (にじいろえほん)
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かわうそ3きょうだいのふゆのあさ (えほんひろば)
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空がレースにみえるとき (ほるぷ海外秀作絵本)
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ぼく、およげないの
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ニホンカワウソ―絶滅に学ぶ保全生物学
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Otter (Animal)
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Otters: Ecology, Behaviour And Conservation (Oxford Biology)
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カワウソと暮らす (富山房百科文庫 (34))
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The Ring of Bright Water Trilogy: Ring of Bright Water, The Rocks Remain, Raven Seek Thy Brother
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椋鳩十全集〈20〉カワウソの海
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ガンバとカワウソの冒険 (岩波少年文庫)
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河合雅雄の動物記〈2〉カワウソ流氷の旅
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・・・
わたしの本も、ついでにいかがでしょう?


カワウソ

おそらく日本初の、カワウソだけ写真集


ドボク・サミット
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みんなで作ったドボク本



恋する水門―FLOODGATES

一家に一冊!世界初の水門写真集


Das Otterhaus 【カワウソ舎】