Das Otterhaus 【カワウソ舎】

生きることは、見ること。写真作家・佐藤淳一が動物園水族館と生息地を訪ねます。カワウソがいてもいなくてもひたすら訪ねます。

鳥羽ラッコ・スナメリジュゴンにバイカルアザラシ

[ Actually, there is only one sea otter now at Toba Aquarium too. They lost their oldest sea otter in this April. And the male moved to another aquarium in March. So then, there is this female named May. I can't help hoping her long life. ]

141117_01
鳥羽水族館のラッコ、メイちゃん。


141117_02
ゲソジャ〜ンプ!


141117_03
今年になってメイの母ポテトが亡くなり、オスのロイズは繁殖を期待されサンシャインに移動。鳥羽もついに「ラッコ1頭体制」になってしまいました。

現実的に考えて、今から国内のあちこちでラッコがどんどん繁殖、ということは考えにくい。そうである以上、いま元気な各地の1頭飼育の個体にあってはその運動量を維持するなどして、可能な限り長生きしてもらうことを狙うしかない、ということがいよいよはっきりしてきました。残念なことですが、そういう段階に来てしまったのです。そしてこの問題はラッコに限ったことではなく、たまたまラッコが「曲がり角」を先頭きって走ってるだけなのかもしれない、ということを認識し、もっと広く知ってもらうことが大切なことと思います。


141117_04
タッチ。


141117_05
のびます。


141117_06
クチも見せてね。



・・・



141117_07
スナメリ親子。神々しい。


141117_08
スナメリの背中にイボイボがたくさんあることを初めて知りました。そしてその部位は親子のスキンシップに使われるのだそうです。


141117_09
何ともまあ、ひかえめなお知らせだことw



・・・



141117_10
ジュゴン水槽。なんかすごくにぎやか。このままアロハの柄になりそう。


141117_11
そんなやってえさに首をつっこんでると、


141117_12
まるで盆栽みたいです。



・・・



141117_13
地味派手なバイカルアザラシですが、新人さんが入ってました。


141117_14
ごは〜ん! ごはーん!


141117_15
つくづく巨峰のような、あんこ玉のような目です。


141117_16
上陸したいかも。


141117_17
さかなほしいかも。


141117_18
えー何するのー!



・・・



141117_19
昼のお食事にはウチムラサキが出ます。もらってざっと食べた殻はポイ捨てします。実にラッコらしい態度と言えます。


141117_20
しかし数に限りがあるので、貝の配給はあっという間に終わります。やっぱりそれでは足りないのか、結局、自分で捨てた殻をもぐって拾いに行くことになります。


141117_21
何だ空っぽかあ・・・

それ自分でさっき捨てた殻、ってのがわかってるのか、そうでもないのかw



141117_22
おやこんなところに氷が落ちている。


141117_23
もらった〜!


141117_24
わー、氷が分解した!

鳥羽カワウソ・強いのはどっち?

[ Toba Aquarium has two pairs of ASCOs. The enclosure is separated by tempered glass. This glass is strong but has heavy reflection. So it's hard to take otter photos here. This is your chance to show your otter photo technique! ]

141115_01
鳥羽水族館のコツメカワウソ。鳥羽は2年半ぶりです。みんな元気にしてるでしょうか。


141115_02
あれ、うめちゃん?


141115_03
朝ごはんです。


141115_04
あれ、こっちがナスビだ。


141115_05
ってことは、やっぱりうめちゃん(左)、かなりやせてます。


141115_06
体格で見てたので、最初逆だと思ってました。というか、いま写真を整理して鼻マークを確認するまで気がつかなかった。「太い方」がうめちゃんだとばかり思ってました。テキトーですいません。


141115_07
この角度から見るとそうでもないですが、


141115_08
あ、別にそんなことしてくれなくてもw


141115_09
前のイメージだと、もっとうめちゃんはふてぶてしい感じだったのですが、今はぜんぜんそんな感じしません。


141115_10
むしろナスビの方がぼってり感が出ちゃってますなあ。


141115_11
へっへっへ、ビー玉ひとりじめ。


141115_12
ありゃ     ガラスみっけ〜


141115_13
うめちゃんの方が下です。前は明らかに力関係が逆だったような気がするんですが。


141115_14
おとなりのレンゲとマーボーはどうでしょうか。


141115_15
レンゲ(右)のヒゲが長くなってます。上から見た感じも大人びました。


141115_16
マーボーの方は変化なしw

そういえば、この立派な木ですが、擬木などではなくてナチュラルな流木で、しかも水族館の前に流れ着いたものだそうです。カワウソが毛皮をすりすりするのに適しています。どこから流れてきたのでしょうね。


141115_17
レンゲのミラー・パフォーマンス!


141115_18
ふしょ〜っ


141115_19
っは!


141115_20
しかしこれ、明らかに意識してやってんですよね。別のカワウソと認識してたらこんなことしない(威嚇するはず)ので、自分が写ってるとわかって遊んでるとしか思えない。


141115_21
指しゃぶりばっかりしてると皮がはがれるよー。


141115_22
レンゲは不思議ちゃん。


141115_23
マーボーは何と言うか、


141115_24
マイペースなやつ、としか言いようがないです。


鳥羽カワウソ・カガミよカガミ

[ Toba Aquarium exhibits two pairs of small-clawed otter. These photos were taken in early March this year. ]

120504_01
鳥羽水族館のコツメカワウソ。ナスビくん。


120504_02
よっ!そこのええ男〜っ!


120504_03
おまえだれや?


120504_04
しっかし、わしによう似とうやっちゃな。


120504_05
じぃ〜っ


いつまでも飽きずにひとりで見つめあってました。



120504_06
正面から見るとこんなw。


120504_07
まあナスビ自体、たしかに男前ではあるんだけどね。


120504_08
なんじゃいなんじゃい。


120504_09
あ、いい忘れてたけど今年3月上旬の撮影です。コツメカワウソはこのとき2ペア展示されてました。


120504_10
ナスビのパートナー、うめちゃん。


120504_11
うめちゃんはでっかい。


120504_12
右下がうめちゃん。何かカンロクあるよね。


120504_13
で、こちらがおとなりさんち。


120504_14
寝てますねー。レンゲちゃんのムギュがw


120504_15
レンゲちゃん。姉のエナと大げんかして、トトぎふを飛び出してきた活発娘です。2年ぶり♪

Das Otterhaus 【カワウソ舎】 | 岐阜カワウソ・姉妹でキュ



120504_16
ぐるぐる走り回って、たまにこうやって一瞬、様子をうかがいます。


120504_17
でも基本的にほとんど止まりません。


120504_18
レンゲちゃんはちっちゃい。


120504_19
ん?そこのぶらぶら鈴にからまってるひと!


120504_20
チェコから来たマーボーですね!


120504_21
レンゲと走り回るよりは、手遊びが好きらしい。


120504_22
おおっと!


120504_23
あ、いらっしゃ〜い!


2か月の前の撮影なので、オチも何にもないですごめんなさい。

おやすみ前にこの一冊・・・
160px_kawauso_book
東京書籍刊『カワウソ』をお買い上げくださいましてありがとうございます。おかげさまで何と4刷!

「カワウソなび」の最新情報はこちらをどうぞ↓


Where captive otters live in Japan.

 Otter holding facilities in Japan

動物園・水族館・生息地

[動物園・水族館・生息地ごとの記事アーカイブ。カワウソ中心ですが、たまにほかの動物も出ます]

月別アーカイブ
カテゴリ別アーカイブ
記事検索
タグ絞り込み検索
Junichi SATO

self portrait

[佐藤淳一]1963年生まれ。土木構造物と動物という、かけ離れた領域を行き来するあまり類を見ない写真作家。上の写真はベルリン地下鉄の駅の壁に貼ってあった「ハンケンスビュッテルかわうそセンター」のポスターを撮ったもの(2005年)。意図せず自分も写り込んでしまったので、公式セルフポートレートに認定。光学的にカワウソと一体化しています。

 Biography + Bibliography
(展覧会と各種掲載リスト)


 Floodgates

 Twitter : otterhaus
 Facebook : otterhaus
 Tumblr : otterhaus
 Tumblr : otterhausanbau
 Flickr : Otterhaus

* 依然として記事の内容に無関係なスパム的書き込みが多いため、各記事に対する新規コメントは現在、受け付けておりません。ご連絡はFacebook、Twitterをご利用いただければ幸いです。


キュイキュイ書房
カワウソ本とカワウソグッズの密林セレクトショップ♪

かわうそ店長、とってもハマります。すでに9巻まで出てるよ。

かわうその自転車屋さん 1 (芳文社コミックス)
かわうその自転車屋さん 1 (芳文社コミックス) [コミック]

こやまけいこ
芳文社
2014-10-16


酒ケーキもいいんだけど、せんべいの方がもっといいよ獺祭。

旭酒造 獺祭 煎餅 だっさい せんべい 山田錦の砕米で作りました 30枚入り
旭酒造 獺祭 煎餅 だっさい せんべい 山田錦の砕米で作りました 30枚入り [その他]
旭酒造


世界13種のカワウソが網羅されているすばらしい入門書が出ました。写真もいっぱい!

Otters of the World
Otters of the World


ハンザのぬいぐるみが各種、買えるようになってますよ。
カワウソ No.3320
カワウソ No.3320 [おもちゃ&ホビー]


フィギュアはシュライヒが造りがいいですね(なぜか最近すごい値段になってる!)。
Schleich シュライヒ カワウソ
Schleich シュライヒ カワウソ


かわうそ3きょうだい そらをゆく (にじいろえほん)
かわうそ3きょうだい そらをゆく (にじいろえほん)


かわうそ3きょうだいのふゆのあさ (えほんひろば)
かわうそ3きょうだいのふゆのあさ (えほんひろば)


かわうそ3きょうだい (えほんひろば)
かわうそ3きょうだい (えほんひろば)


空がレースにみえるとき (ほるぷ海外秀作絵本)
空がレースにみえるとき (ほるぷ海外秀作絵本)


ぼく、およげないの
ぼく、およげないの


ニホンカワウソ―絶滅に学ぶ保全生物学
ニホンカワウソ―絶滅に学ぶ保全生物学


Otter (Animal)
Otter (Animal)


Otters: Ecology, Behaviour And Conservation (Oxford Biology)
Otters: Ecology, Behaviour And Conservation (Oxford Biology)


カワウソと暮らす (富山房百科文庫 (34))
カワウソと暮らす (富山房百科文庫 (34))


The Ring of Bright Water Trilogy: Ring of Bright Water, The Rocks Remain, Raven Seek Thy Brother
The Ring of Bright Water Trilogy: Ring of Bright Water, The Rocks Remain, Raven Seek Thy Brother


椋鳩十全集〈20〉カワウソの海
椋鳩十全集〈20〉カワウソの海


ガンバとカワウソの冒険 (岩波少年文庫)
ガンバとカワウソの冒険 (岩波少年文庫)


河合雅雄の動物記〈2〉カワウソ流氷の旅
河合雅雄の動物記〈2〉カワウソ流氷の旅

・・・
わたしの本も、ついでにいかがでしょう?


カワウソ

おそらく日本初の、カワウソだけ写真集


ドボク・サミット
ドボク・サミット

みんなで作ったドボク本



恋する水門―FLOODGATES

一家に一冊!世界初の水門写真集


Das Otterhaus 【カワウソ舎】