Das Otterhaus 【カワウソ舎】

生きることは、見ること。写真作家・佐藤淳一が動物園水族館と生息地を訪ねます。カワウソがいてもいなくてもひたすら訪ねます。

平川どうぶつ・ちびカピ物語

[ Capybara and Lama at Hirakawa Zoological Park. ]

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鹿児島市平川動物公園のカピバラ。まだ、ちびカピ。
今日はこどもの日スペシャル!(ただし撮影は3月)。


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ふんふん


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ずて〜ん


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ひー


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!                              ?


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♪     ♪



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ふも     ふも



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ん?


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あ、父ちゃん(だよね?)


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父ちゃんでっけえ!


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・  ・
  エ 


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♪〜


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ぴょん


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しゅたっ


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しゃばしゃば


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ふぃ〜


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またひなたぼっこ。




オチないです。
強いて言うなら、踏み外してコケたところでオチて。





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春だよねえ(今の鹿児島はもうほとんど夏だろうけど)




後半は「リャマ天国」でお楽しみください。




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平川のリャマ、みんな色白さん!


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3月の時点では新しいリャマ放飼場がまだできてなくて、何というか山の上の、桜がぽろぽろ咲いているようなところにみんなでわちゃっといました。山のてっぺんで気候がよくて、桜が咲いてて白いリャマがいっぱいたわむれてて・・・どこの天国だここはw。



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じぃ〜っ。
おいしそうなチョコレート色 ^エ^。


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いいなあ真っ白リャマ。ぜったいアルパカよりかわいいと思うんだ。みんな、アルパカの顔の濃さって引かない? リャマぐらいがちょうどええ。


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わたしの考える天国のイメージのひとつがここにあったんだけど、新しい放飼場ができてしまったのでもうリャマたちはここにいないそうです。何か残念。この中で遊びたかった。




【追記:2012.5.6】
いまひとつ「すごい感」が足らないような気がするので、3枚ほどリャマ天の写真追加します。


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わちゃわちゃ


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もっと接近して〜


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このたむろ感がたまらん!


もうどうにでもしてください。

平川カワウソ・ひみつへいき登場

[ Oriental small-clawed otters at Hirakawa Zoological Park eat local fish named Kibinago (Slender sprat : Spratelloides gracilis). For enrichment, the fish are hidden within a bamboo tube, which is adjusted to float at suitable position on the surface of the pool. ]

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鹿児島市平川動物公園がつづいてます。カワウソに戻るよ。


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平川のコツメはキビナゴを食べていることは以前、ジロウ老師が存命だった頃にお伝えしたとおり。


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うまそ〜♪
実はわたしはキビナゴが大好きです。毎日食べ放題のヤマトたちがうらやましい。


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ここで秘密兵器・竹筒1号(←勝手に名付けましたすいません)が登場。キーパーさんはキビナゴの一部を放飼場にばらまきますが、残りを竹筒1号に仕込みます。キビナゴがたっぷり詰まったところで竹筒1号をプールに投下すると、


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ヤマトが泳いで、


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でもすでにチェリーちゃんがいて、


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先にキビナゴゲットです。そう、この四角い穴↑をほじほじするとキビナゴが出るのだ。


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チェリーちゃんも結構キビナゴ好きみたいね。


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つぎ、ヤマトがほじほじ。

この秘密兵器・竹筒1号、見かけは超シンプルですが、単に竹を切って穴を開けただけではないのだそうです。ちょうど浮かず沈まず、というような、カワウソ心をくすぐる微妙な位置に穴が来るようにチューニングしてあるのだとか。なかなか深いぞエンリッチメ〜ント。


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食った食った。


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ただ食べるだけじゃなくて、ほじほじして食べればこれは仕事をした感じがするわけで、胸張って昼寝ができるってもんだ。



・・・


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せっかく水中が見えるようになっているので、水中からも竹筒1号の活躍を見てみましょう。


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おお。2頭で仲よく、代わる代わるほじほじしています。


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別にケンカになる様子もないし、平和なもんです。


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このヤマトの目がいいよねえ。


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ぷはっ。


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竹筒1号は、お子様に対する教育効果も期待できます。


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竹筒1号は、キビナゴを食べ尽くしてもおもちゃとして使えます。


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竹槍じゃあ〜♪

あ、ちなみにもっと長い「竹筒2号」もあるんだそうです。そっちも見てみたい。


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しかしまあ、実に楽しそうなヤマト(左)&チェリー(右)だこと。

平川どうぶつ・お花見キリン

[ Hirakawa Zoological Park has a lot of attractive exhibits. Above all, Savanna area is worth seeing. It's a magnificent landscape against the famous mountain (Sakura-jima) in this region. Take a look Maasai Giraffes are hanging around the area. ]

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マサイキリンのハートくん。

鹿児島市平川動物公園がつづきます。カワウソをつづける前に他の動物たちを。あ、今年はエイプリルフール仕様ではないので普通に見てください(ネタを考えとくのを忘れてました)。


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ハートくんは2010年1月20日生まれ。昨年11月に日本平からやって来ました。なかなかこの草原エリア(正門入ってすぐ、桜島がどーんとバックに見える平川最大の見せ場)に出てくれなかったそうですが、この日はバッチリ出てくれてました。


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ヤングなマサイは貴重な存在ですな。


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愛想のいいハートくんですが、そのうしろで食べるのに熱心なひとたちもご紹介しましょう。


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こうやって横並びになってくれるとわかりやすいね。背の高い方からアヤメちゃん、クルミちゃん、ハートくんの順。


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ただし背の高さだけで判断してるとあとで写真による個体判定ができないので、ツノで覚えましょう。このツノ毛がぼわっとなってるのがクルミちゃん。キーパーさんに教えてもらったので間違いないです。リッピさんの Giraffe blog : キリンのいる動物園 その2 によりますと、1997年7月25日平川生まれ。


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お花見クルミちゃん。


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このアングルから見ると、ツノ毛が実にアフリカンな感じです。アフリカンな感じってどういう感じだ?


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そしてこっちがアヤメちゃん。ツノ毛の先が丸まってます。アヤメちゃんは1995年6月29日平川生まれ。クルミちゃんの姉ですな(両親ともいっしょ)。


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アヤメ〜、ごはんだよ〜!


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平川にはオスがもう1頭。1993年9月29日生まれのフジ。


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フジはもういい年なのでパドック勤務です。同じく平川生まれですが、アヤメ&クルミとは両親が違うとのこと。


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本当はキリンたちは、こんなふうに広々とした草原エリアに常にいてくれると絵になるわけですが、実際には奥の寝室との通路にたむろっていることが多いようなので、いないときは裏に回ってね。


・・・


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新しくなったクマゾーンへ。こちらはもう21歳になるカナさん。カナダ生まれなのでカナさん。


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ホクトくん(1990年11月24日ベルリン生まれ)が遊びに来た。


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はあー。       はあー。


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んじゃ、わたしは寝るから。


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ほ〜い。仕事してくる。


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ホクトくんスリムだなあ。


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仕事w

おやすみ前にこの一冊・・・
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東京書籍刊『カワウソ』をお買い上げくださいましてありがとうございます。おかげさまで何と4刷!

「カワウソなび」の最新情報はこちらをどうぞ↓


Where captive otters live in Japan.

 Otter holding facilities in Japan

動物園・水族館・生息地

[動物園・水族館・生息地ごとの記事アーカイブ。カワウソ中心ですが、たまにほかの動物も出ます]

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Junichi SATO

self portrait

[佐藤淳一]1963年生まれ。土木構造物と動物という、かけ離れた領域を行き来するあまり類を見ない写真作家。上の写真はベルリン地下鉄の駅の壁に貼ってあった「ハンケンスビュッテルかわうそセンター」のポスターを撮ったもの(2005年)。意図せず自分も写り込んでしまったので、公式セルフポートレートに認定。光学的にカワウソと一体化しています。

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キュイキュイ書房
カワウソ本とカワウソグッズの密林セレクトショップ♪

かわうそ店長、とってもハマります。すでに9巻まで出てるよ。

かわうその自転車屋さん 1 (芳文社コミックス)
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酒ケーキもいいんだけど、せんべいの方がもっといいよ獺祭。

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旭酒造 獺祭 煎餅 だっさい せんべい 山田錦の砕米で作りました 30枚入り [その他]
旭酒造


世界13種のカワウソが網羅されているすばらしい入門書が出ました。写真もいっぱい!

Otters of the World
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ハンザのぬいぐるみが各種、買えるようになってますよ。
カワウソ No.3320
カワウソ No.3320 [おもちゃ&ホビー]


フィギュアはシュライヒが造りがいいですね(なぜか最近すごい値段になってる!)。
Schleich シュライヒ カワウソ
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かわうそ3きょうだい そらをゆく (にじいろえほん)
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かわうそ3きょうだいのふゆのあさ (えほんひろば)
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かわうそ3きょうだい (えほんひろば)
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空がレースにみえるとき (ほるぷ海外秀作絵本)
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ぼく、およげないの
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ニホンカワウソ―絶滅に学ぶ保全生物学
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Otter (Animal)
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Otters: Ecology, Behaviour And Conservation (Oxford Biology)
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カワウソと暮らす (富山房百科文庫 (34))
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The Ring of Bright Water Trilogy: Ring of Bright Water, The Rocks Remain, Raven Seek Thy Brother
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椋鳩十全集〈20〉カワウソの海
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ガンバとカワウソの冒険 (岩波少年文庫)
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河合雅雄の動物記〈2〉カワウソ流氷の旅
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・・・
わたしの本も、ついでにいかがでしょう?


カワウソ

おそらく日本初の、カワウソだけ写真集


ドボク・サミット
ドボク・サミット

みんなで作ったドボク本



恋する水門―FLOODGATES

一家に一冊!世界初の水門写真集


Das Otterhaus 【カワウソ舎】