
Die schiefe Ebene von Ronquières / Alfred Gallez / 1972
ロンキエールの解説小冊子(32ページ・ドイツ語)。出版社とかよくわからん怪しさ。

これはその裏表紙。車輪のいっぱい付いた水槽の断面図がとってもキュート!

冊子の中身。ワイヤーがどんな風に取り回されているのかもわかるし・・・

で、きわめつきがこれ。こんな大げさなコントロールセンターが必要なほど複雑なことやっているようには見えないのだが。でもかなりかっちょいい空間。
1972年に出版されたこの小冊子が1部だけガラスケースにあって、どう見ても30年間売れ残り、という感じだったのよ。他にも絵ハガキとかもぜんぜん売る気なさそうにぽつんぽつんと並んでて、そのいじらしい雰囲気に完全に呑まれてケースの中身を全部、買い占めた。といっても冊子2冊に絵ハガキが6枚だ。ほんとにこんなもの買うのか、という顔をされたし、今考えてもよくわからない売店であった。
それにしてもこの冊子はいい。版ズレのある人工着色写真がたまらない。この表紙を拡大して勝手にロンキエールのポスター作りたい。